自己破産ライフ

【正直に言う】自己破産をして後悔した2つのこと【体験談】

自己破産をして後悔した2つのこと
金子まりお
金子まりお
自己破産して後悔したことないの?
ざび
ざび
なくはない。しばらくは後悔もあったよ、正直。

自己破産をして、最初のころは後悔もした。

「あ~あ、オレはあきらめたんだよな。本当は返せたかもしれないのに」

「借金返せないなんて最低なクズだよな」

「成功者はもっとすごい借金を返しているのに」

と、勝手に人と比べては落ち込んでいた。

  • ぶっちゃけ自己破産して後悔した
  • 今は後悔していない

っていう両面を今回はきいてほしい。

関連記事:

自己破産を頼むならどっち?【弁護士VS司法書士】徹底比較

経験したオレが言う。20代実家暮らしが自己破産するデメリット5つ

自己破産で個人間の借金もチャラ。貸した側は丸々損?

後悔1.死ぬ気でやれば借金を返せたかもしれない

死ぬ気で働けば返せたかもしれないという自己破産の後悔

自己破産してしばらく続いた後悔だ。

もっと本気になって働けば、借金を返せていたんじゃないか

と思うこと。

後悔というより、情けなさみたいな感覚かな。

決して安易に自己破産をしたとは思っていない。

数年間はがんばって返済をして、これ以上は続けても完済はムリだな、つらいと思ったわけだから。

ただ、冷静に考えればもうちょっと頑張れたかもしれない、と思っちゃうわけよ。

少し自分の話をさせてほしい。

当時のざびは、フリーターで、週5でパチンコ屋のバイトをしていた。

それとは別に、歩合制のテレアポのバイトもやっていたんだ。週3くらいで。

しかも、それでネットワークビジネスをやっていたからな。成功してやるって思ってやっていたよ。

ところがぜんぜんうまくいかなくてあきらめた。挫折がダメージでかくて、なんかもうどうにでもなれってヤケクソになっていたんだよな。

そんなときに、ある知人に弁護士を勧められたんだ。

そこからはとんとん拍子に自己破産よ。

くわしいエピソードに興味があればざびのプロフィールを読んでみてほしい。

ざびの詳細プロフィール

今思えば、夜の世界で働くとか、不動産の飛び込み営業とか、稼げる仕事は探そうと思えば探せた。

あとは生活を極限まで切り詰めて、それこそ菓子パン生活よりさらにストイックにした、貧相な食事で乗り切れた可能性もある。まだ若かったしね。

それか当時の彼女におごってもらう毎日でヒモになりきる手もあったかもしれない。で、仕事が上向いてくれば少しずつ自立していくみたいな。

当時、ヤケクソというか精神的に弱く成り果てた自分は、ワラをもつかむ思いで弁護士に相談した。

「早くこの苦しみから救ってほしい」

そんな心境だよ。

正直甘いと言われても仕方がないかなと。

ストイックな人とか体育会系の人からすると「まだまだやれんだろ」とゲキが飛んできそうだ。

ビジネス書に出てくる社長のストーリーは借金数千万円を完済して、V字回復達成!というのが定番だ。

じゃああきらめて返せなかったオレは負け組か…

としょっちゅう落ち込んだ。

関連記事:【貧乏生活】菓子パンで食事をするときに注意したい2つのポイント

後悔2.保証人に心配をかけてしまった

保証人に心配をかけてしまったという自己破産の後悔

借金には保証人つきのものがある。

いざとなったときに代わりに払ってくれる保証人がいるから借りられる。

代表的なのは大学の学費を支払うための奨学金だ。

オレの場合、大学四年間で月々5万円、トータル240万円ほど借りた。

そのとき連帯保証人に父親、保証人に祖父の名前を書いて、ハンコを押してもらったんだ。

父親は自己破産するときにはすでに病気で無職、とてもオレの代わりに払えるような状況じゃなかった。

祖父は仕事はやめて年金暮らし。

オレが自己破産したら保証人である二人に借金が降りかかってしまう。

さて、どうするか。

結論を言うと、自己破産したあと、オレが払い続けている。

くわしくは下の記事をみてくれ。

関連記事:【実体験】自己破産しても奨学金は返済することにした

父親には自己破産のことは伝えた。

問題は祖父だった。

自己破産する前にきちんと祖父に話しておけばよかったんだが、母方の祖父で、母親は亡くなっていたから連絡もそんなに取れてなくてね。

微妙な距離感があったんだよ。わかるかな?実際住んでいるところも遠かった。

自己破産した後に、奨学金の請求がきて、ビックリしたらしく電話がかかってきた。

そりゃそうだよな。

ほんと悪いことをしたなと後悔している。事前に教えておけばまだ良かった。「請求くるけど、オレが払うから大丈夫だよ」と。

それなら父親にも祖父にも実害はまったくない。

ただ、一つ言わせてほしい。

きちんとコミュニケーションがとれれば、保証人に迷惑をかけることはない

そもそもね、払えなくなることを想定しての保証人なんだから。保証人になるってことは請求がくることも予想はしているはずなんだ。じゃないと保証人にならないでしょ。

もし払うことを想定していないんであれば甘すぎる。

キミも奨学金を借りたのならよく思い出してほしい。

だれが保証人だったか。

もし保証人とすぐに話せるなら話は早い。「申し訳ない」と平謝りしよう。

めんどうかもしれないが、相手に実害がないことを伝えるんだ。自分が返すからと。

オレみたいに話がしにくい環境だったら、最悪事後報告でもいい。自己破産をしたあともキミが奨学金を支払うと固く約束できるならな。

万が一、自己破産して奨学金を支払うのすら困難なら生活保護なども真剣に考えたほうがいい。で、そのことも保証人に伝えるんだ。

ただ、もしキミが自己破産をしようかどうか迷っている段階なら、そこまで払えないことはないはずだ。

奨学金は月々1万円程度の出費。それくらいはなんとか自分で返そうぜ。

とにかく、奨学金にかぎらず保証人とは連絡をとろう。というか事後なら向こうから連絡がくるはずだ。

忠告しておくと、音信不通だけはやめておけ。あとあと後ろめたさや罪悪感が残るからな。

ざび
ざび
ざびは自己破産した後、結婚や子どもの顔合わせで何度も祖父に会いに行っているぞ。

関連記事:

【体験談あり】連帯保証人とは合法的な”人質”である

【借金ダメ?】生活保護を受ける条件と自己破産もするべき理由

今では自己破産して後悔はない

自己破産をしても今は後悔はない

今は自己破産をして、まったく後悔はない。

つぶれるまで借金を返し続ける必要もないだろう、と今になっては思う。

冷静に考えればがんばって返せたかもしれない。

でもね、キミにも当てはまるかもしれないからよく聞いてほしい。

今思えば、借金背負って貧乏になると、そんな冷静な思考なんてできないよ。

結果、ムリして「つぶれる」とみんな犯罪に走ったり、病気になったり、最悪の場合自殺したりする人もいる。

オレもバイトの帰りの夕方、人気の少ない駅のホームの端に立ち、

「死んだらラクになるのかな」

と、想像してしまったこともある。

だから、今となっては自己破産をしての後悔はまったくない

むしろ自己破産の制度に感謝している

当時祖父やまわりに多少迷惑をかけたかもしれない。

でも生きるためには、仕方がなかったんだ。それくらい深刻な状況だった。

おかげで今オレは結婚をして、子どもにも恵まれ、正社員として働くことができている。

当時では考えられないくらいハッピーライフを送っているよ。

人生、だれにも間違いはある。でも間違いを認めて反省すれば、次のステップに進める。

このまま返し続けても未来が見えないと思ったら弁護士に相談するべきだ。

ざびの場合はたまたま自己破産が一番解決しやすい手段だった。弁護士と相談して決めたんだ。

借金を解決するのは自己破産だけじゃない。ほかの債務整理の方法もある。

実はざびも最初は個人再生でやり直そうと思ったんだ。

ただ、当時財産もなかったから個人再生をするメリットがあまりなくてね。いろいろ考えて結局やめた。

ざび
ざび
個人再生だと家や車などの財産を手放さずに済むのが大きなメリットなんだ。

関連記事:【経験者が語る】債務整理って?種類別にメリット・デメリットまとめ

まとめ

  1. 自己破産しての後悔は、本気で借金返済すれば自己破産せずに済んだかもしれないということ
  2. 2つめの後悔は、保証人に事情を前もって話しておきべきだったこと
  3. 自己破産するときに保証人とは連絡をとれば問題ない。音信不通だけはダメ
  4. 「ほかの債務整理にすればよかった」という後悔をする前に弁護士とよく相談しよう

キミには自己破産で後悔してほしくないから、事前に伝えておいた。

「そんな後悔はしたくない。耐えられない」ってなったらムリに自己破産をする必要はないんだから。ほかの債務整理もある。

任意整理とかなら保証人に迷惑をかけずに借金を減らせられるからな。

弁護士や司法書士に一度相談して、一番いい方法をみつけよう。

自己破産(債務整理)を頼むならどっち?【弁護士VS司法書士】徹底比較

キミは自己破産を誤解している

  • 自己破産したら全財産が没収される
  • 自己破産すると周囲の人に必ずバレる
  • 自己破産すると二度と立ち直れない

これらは全て誤解だ。正しい情報を知って、正しい判断をするためにはプロの弁護士や司法書士へ相談をするのがベスト。

自己破産を頼むならどっち?【弁護士VS司法書士】徹底比較

 

裁判所に直接「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所が答えたってことはつまり、公的な機関が認めた、公式の回答だ。

まずは弁護士に相談、これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題はできるだけ早く解決して、次の生活にエネルギーを向けたほうが立て直しも早くなる。

自己破産したいけど、弁護士に頼むのはすごく敷居が高い

そんな人はWebからの無料診断無料相談をするのがオススメ。

まずは小さな一歩から。気軽にはじめみよう。

自己破産を頼むならどっち?【弁護士VS司法書士】徹底比較