自己破産の知識

【2018年最新版】自己破産件数の推移と今後の予想まとめ

2018年の自己破産件数は増加傾向
金子まりお
金子まりお
自己破産する人っどれくらいいるんだろう?
ざび
ざび
2018年の最新データだと、年間7万3000人くらいだ。
金子まりお
金子まりお
へえ、かなりの人数いるんだねえ。
ざび
ざび
一番ひどいときには24万人以上いたからな。
金子まりお
金子まりお
まじか。じゃあこれでもだいぶ減ったんだね。
ざび
ざび
うん。2010年に総量規制が実施されて消費者金融のヤツらがそこまでがんがん貸せなくなったから。
金子まりお
金子まりお
ソウリョウキセイ?
ざび
ざび
ようするに年収に対して貸せる額の上限を決めたんだよね。
金子まりお
金子まりお
それまでは貸し放題?
ざび
ざび
そうなるな。だからギャンブルとかにハマっているやつなんてひどかったんじゃないかな。あとは金利も下がったんだ。いわゆるグレーゾーン金利が廃止されてな。
金子まりお
金子まりお
違法っぽいヤツ?
ざび
ざび
そう。当時マックス29.2%まで金利があったんだ。ひどいだろ?
金子まりお
金子まりお
はあ?100万借りたら1年で30万の利息ってこと?ありえない!ぼろ儲けだなあ。

実は消費者金融の横暴もあり、かなり自己破産が多いときもあった。

この記事を読むとこんなことがわかる。

  1. 2018年の自己破産件数と最近の傾向
  2. みんなが自己破産をしている理由
  3. 自己破産の件数の今後の予測

2018年の自己破産件数は7万3084件

2018年自己破産の件数

2018年の自己破産件数 7万3084件(前年度比6.2%増

3年連続の増加

自己破産件数グラフ
自己破産件数
2001年 160457
2002年 214638
2003年 242357
2004年 211402
2005年 184422
2006年 165932
2007年 148159
2008年 129508
2009年 126265
2010年 120930
2011年 100509
2012年 82667
2013年 72049
2014年 65189
2015年 63805
2016年 64637
2017年 68791
2018年 73084

自己破産が増えている背景

自己破産の件数自体は、2003年を境にみると、減少傾向だといえる。

が、ここ数年でみると自己破産は増加傾向ともいえる。なぜなんだろうか。

直接の原因と考えられるのは銀行カードローンの存在。

銀行カードローン:銀行が発行するカードを使って、限度額まで借りられるローン。実態は消費者金融とほぼ同じだが金利はやや低め。

銀行カードローンの貸出額が2013年ごろから急激に増加。そのころに借りた人が払えなくなり自己破産するケースがしばらくは続く見込み。

過剰融資は問題視され、全国銀行協会は自主規制を求めて、CMなど控えたり、即日融資をやめたりして銀行カードローン自体の残高は2018年から減少。ただ、前に貸した人たちが自己破産するので、効果が表れるのに時間差がでると予測される。

オレもワイフも使ってたよ。三井住友銀行カードローン。

結局オレは全額は返せなかったが、ワイフは完済した。

まあ大き目の金額を借りられて便利だけどよ。調子のるとすんげえ重荷になるよ

なぜ銀行カードローンは伸びたのか

まず銀行カードローンが伸びたわけを話す前に、消費者金融の貸出額が減った事実を抑えておこう。

2010年から総量規制が実施された。これによって消費者金融で借りられる上限額が決まってしまったんだ。

総量規制:年収の1/3以上お金を借りることができない規制。貸金業法で決められている

たとえば、年収300万の人は消費者金融で合計100万円しか借りることができない。

アコムで50万、プロミスで30万借りていたら、合計80万借りているから、次にレイクで借りようと思っても20万が限度になる。

ただ、これは貸金業法の中だけの話だから、消費者金融が主な対象奨学金とかローン払いは別になる

つまり、消費者金融で借りようと思った場合、今までは無制限に借りられたが、総量規制が実施されたら、制限されるようになって一時的に自己破産の件数も減った。

が、そこで代わりに登場したのが銀行系カードローンだ。

銀行カードローンは総量規制の対象外

ざび
ざび
おかしな話だがな。

キミもテレビで見たことがあるだろうが、がんがんCMをやりまくり、貸出額も爆上げしていったんだ。

さすがにやりすぎだろ!と批判を浴びたんで、上に書いたように2016年から銀行界で自主規制をはじめた。

自己破産する理由

自己破産する理由

ざびが自己破産したのは2011年だぜ。ちょうど総量規制が実施されたのが2010年からだから、実際に借金をしている最中だ。

  • 生活苦・低所得:24.47%
  • 負債の返済:12.78%
  • 保証債務・第三者の債務の肩代わり:9.92%
  • 病気・医療費:9.06%
  • 事業資金:7.41%
  • 失業・転職:7.17%
  • 給料の減少:4.65%
  • 住宅購入:4.27%
  • 教育資金:3.24%
  • 生活用品の購入:3.20%
  • 浪費・遊興費:2.79%
  • 名義貸し:1.62%
  • ギャンブル:1.34%
  • 冠婚葬祭:0.93%
  • 投資:0.31%
  • その他:6.82%

生活苦、低所得、負債の返済とかって書いてあるけど、理由になっているようでなっていない。なんで借金したの?って理由がないとね。

つまり、上位二つの理由を足した40%近くの人は、給料少なく、あるいは自営業で商売がうまくいかなくて、収入以上の支出がでてしまう。だから金を借りて、返せなくなって自己破産を選ぶ。

だいたいこんなところだろう。

ちなみに、ざびの場合は、「事業資金」が主な理由だ。

ネットワークビジネスにかけて自己投資と商品の買い込みをやりすぎて、金が回らなくなった。

借金の内訳は奨学金と連帯保証人の分が大きかったがな。直接の原因ではなかった。

ところで、アメリカなんかではがんがんチャレンジ(起業)をして、ガンガン失敗して、自己破産してってやっているから国としても国民としても自己破産をわりと寛大に受け止めてくれる

だから、アップルとかグーグルとか革新的な企業が生まれてくるんだと思う。

国民性の違いがあるかもしれんが。

関連記事:【日本と大違い?】アメリカの自己破産事情を徹底レポート

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今後自己破産は増えていく?

今後自己破産は増える可能性

今後はますます自己破産が増えると予想される。

原因は主に3つだ。

1.ネットキャッシングサービスの普及

最近J.score(ジェイスコア)LINEポケットマネーZOZOTOWNのツケ払いなど、新しいキャッシングサービスががんがんリリースされている。

ネットで気軽にできるのが特徴で、スマホ世代にはウケがいい。

それに金利も消費者金融より安い

サービス自体は便利だからざびも使っているが、使い過ぎには注意してほしい。

今まで借金ができなかった若年層が取り込まれて、返せない人も一定数生まれるはずだ

2.終身雇用の崩壊

働く人の収入が不安定になるおそれもある。

先日トヨタの社長が「もう終身雇用は守れない」と言って大きなニュースになったよな。

これからは、

終身雇用の崩壊

→フリーランスの急増

→個人間の競争が激化

→事業継続できない人が増加、

→自己破産の増加

となるんじゃないかと予想している。

日本の景気も下落気味だ。先日発表した景気動向指数でそのような発表もあった。しかも着々と物価が上がっていく中で消費税が10%へ上がったからますます生活が苦しくなる人が増えるはずだ。

3.銀行カードローンの借りすぎ層がいる

さっきから書いている銀行カードローンを借りている人が大勢いる。

銀行カードローンは総量規制に引っかからないから借り放題だ。

調子に乗って借りすぎた層の人たちが払えなくなって自己破産するケースはここ数年増えてくると予想される

そうなったらさすがに社会問題になって規制されるだろうが、まだ先の話になりそうだ。

暗い見通しだが、自己破産は3年~5年くらいは増加するんじゃないだろうか。

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まとめ

  1. 2018年の自己破産件数は7万3084件で前年比6.2%増
  2. 自己破産の件数は近年増加傾向
  3. 銀行カードローンの貸出が伸びた影響。しばらく余波は続く
  4. 今後は終身雇用が終了し、本格的に競争社会になれば、自己破産する人も増える可能性あり

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裁判所が答えたってことはつまり、公的な機関が認めた、公式の回答だ。

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