自己破産の知識

【体験談】兄弟が自己破産しても慌てず対処するためのポイントを解説

兄弟が自己破産したらどうなる?影響は?体験者が語る

ども、ざび(@dr_zawinul )だ。

27歳のときに借金938万円抱えて、自己破産をした。

オレも三人兄妹だったが、自己破産で迷惑をかけたことは、ほとんどない。

少し心配はされたと思うがな。

さて、兄弟の自己破産といったら保証人がらみの問題がよく挙げられるな。

たとえば、連帯保証人をしていた兄弟が自己破産して、代わりの連帯保証人を立てろと言われるケース

ざび
ざび
奨学金ではよくある事例だ。ざびはこのパターンだった。

今回はそういった兄弟が自己破産したときの保証人がらみの問題を実際体験したものをベースに解説していく。

そのほかの兄弟が自己破産したときの影響をいろんな角度から見ていくぞ。

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兄弟が自己破産をしても自分の財産には影響なし

兄弟が自己破産しても自分の財産に影響はない笑顔

兄弟が自己破産してもキミの財産には直接なにも影響はない

キミと兄弟の間で濃ゆい金銭的なつながりがなければな。

キミの財産は兄弟とはまったく別だから。下に書くようなよほどの例外でないかぎり調査されたり、没収されたりはない。

たとえば、兄から仕送りを受けたりとかの程度なら問題ないだろう。額にもよるけど。

ただ、財産隠しを手伝うような振込があった場合は、ズルしたと見なされるから調査される可能性はある

兄弟から財産を譲り受けると調査が入る

兄弟が自己破産した。ただそれだけなら問題ないんだが、多額の財産を直前に譲り受けたとしたら、疑われて調査される

とはいえ、本人の銀行口座の情報や名義変更の契約書などが調査のメインだろう。

譲り受けた側に強制的な調査がされることはほぼない。

ただ、積極的に財産を隠すのを手伝ったりしたのなら、詐欺破産罪で処罰されちまうぞ

もし財産隠しを頼まれても絶対に名義を貸したりしないように!

バレると犯罪になるばかりか、兄弟の自己破産もうまくできず、結局借金チャラにならないからな

財産の譲り受けは断ろう。それが兄弟のためでもあり、自分のためでもある。

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家計簿づくりで協力を求められることも

同居していた兄弟が自己破産をしていた場合、世帯収入で「家計の状況」(家計簿)を提出しないといけない。

生活費がどうなっていたか、支払いの割り振りはどうなっていたか。

本当に自己破産しないといけないくらいの生活ぶりなのかチェックをするためだ。

そこまでは細かくはないけど、

  • 家賃は半々
  • 電気代とガス代と水道代は兄弟
  • 食費は自分

とか、いろいろあるだろ?

あるいは同居していなくても兄弟に仕送りをしているとかな。

いくら月々払っている、あるいはいくら援助しているとか思い出して金額を教えてあげよう。

まあたいてい兄弟もある程度は知っているとは思うが。

ざび
ざび
「家計の状況」は自己破産するときにどうしても必要になる書類だ。

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闇金のDM攻撃には注意

兄弟と同居している場合、官報で闇金に住所がバレる

だから見知らぬ宛名でDMがくるようになるぞ。

闇金からのお誘いだ。

「自己破産した人でもお金、貸せますよ~」と甘い誘惑をかけてくるんだ。

当たり前だが、うまい話はない。

金利なんて消費者金融の比じゃないくらいぼったくられるぞ。

「ヒサン」といって「1日に3割」とかいう鬼のような超高額利息を取ってくるところもある。

もし兄弟がそういった甘い言葉に乗せられそうになっていたら一刻も早く止めてあげてくれ

万が一引っかかったら家にまで取り立てにくるぞ。ヤツらは法律が通用しないからな。

そうなってくると兄弟本人だけでなく、キミの日常生活にも悪い影響がでる。自分の身を守るためにもやめるよう忠告しておくんだ。

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【体験談】自己破産後の連帯保証と兄弟(妹)への影響

体験談。自己破産後の兄弟への影響と連帯保証。その書類の束

オレは下の妹の奨学金の連帯保証人になっていたから、その連帯保証債務もチャラになっちまった

それによって妹に一括請求がいったって話はきかないから、まあ影響はなかったといっていい。

代わりの連帯保証人を立てろという要求

ただ、本人じゃなくて連帯保証人が自己破産した場合、相手先との契約によっては、新たに連帯保証人を探してくれと言われるから注意だ

相手にバレないに越したことはないが、債権者には通知がいくからな。知られるに決まっている。

そんなときはあえてこちらからは連絡はせず、相手から連絡がくるのを待つだけでいい

そもそも兄弟が自己破産するなんてのもキミ本人が知らない間に行われることが多いぞ。ぶっちゃけ知られたくないしな。

だからこちらから債権者に「連帯保証人の兄が自己破産しました」なんて報告をしなかったからといってお咎めはない。

連絡が来て、新たに連帯保証人を立てろと言われたら素直に従うしかない。無視し続けたら最悪一括請求されてしまうからな。

連帯保証人が見つからないときの対処法

どうしても連帯保証人が見つからない場合は、家や土地などを担保にしたり、保証会社を使うといった手が考えられる

保証会社は主に賃貸契約のときに使われるもので、家賃を滞納したときに代わりに立て替えてくれる

費用は保証会社によってさまざまだが、家賃の20~30%ほどを初回に収めて、1年ごととかに更新料がかかる

ざびの妹の場合は、債権者からの連絡は今のところきていないようだ。

奨学金を出している日本学生支援機構は今いろんな報道をされていて世間体が悪いからな。

あんまり無茶な要求はできないんだろう。

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兄弟との共同名義の財産は自己破産でどうなる?

自己破産を暴露した結果、妻単独で住宅ローンを組むことに

兄弟と共同名義で家を持っていたとしよう。

家の所有権も、持分割合で決められていたら、その割合分が差し押さえの対象になる

持分割合:複数の人で不動産を所有しているときの、所有権の割合のこと

たとえば、兄と自分で共同所有、持分割合が5:5だった場合、兄が自己破産したら家の1/2だけが差し押さえになる

最終的に競売に出される。が、実際は家の半分だけを競り落としても買い手がつきにくいから、売れ残ることがほとんど。

とはいえ、一部の転売目的の業者が競り落として、半分だけでも家を分割して分けろと持ち掛けてくるケースもあることはある。

そうなったときに残されたほうの所有者としては非常に手続きがめんどうだから、最初から任意売却などして家を手放すことをおすすめする。

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兄弟と共同経営していたら自己破産で解任も

兄弟と共同経営の場合、自己破産で取締役は解任

兄が代表取締役社長で、弟が取締役専務の”一族経営”はよくあるパターン。

このとき取締役である弟が自己破産した場合、いったん弟は取締役を解任されると民法のほうで決められている

第653条委任は、次に掲げる事由によって終了する。

一  委任者又は受任者の死亡
二  委任者又は受任者が破産手続開始の決定を受けたこと。
三  受任者が後見開始の審判を受けたこと。

 

つまり、会社の取締役はいったん自己破産の手続きに入ると解任しないといけない

ただ、手続きが終わった後、数カ月後とかに再び選ばれれば取締役に就くことができる

取締役になれないのは数か月の間だけってこと。

なお、今まで取締役じゃない人で、たまたま自己破産の手続き中の人を取締役に選ぶことは問題ない。

ややこしいが、

  • 今まで取締役をしていたら自己破産でいったん解除。その後復活可能
  • 平社員や外部の人なら自己破産中でも関係なく取締役に就くことは可能

と覚えておこう。

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まとめ

  1. 兄弟が自己破産をしても自分の財産に影響はない
  2. ただ、兄弟から財産隠しのために何か財産を譲り受けた場合、その財産は没収される
  3. 兄弟と同居していた場合は、自己破産のときに家計簿を提出しないといけなので、協力する。
  4. 兄弟が自分の連帯保証人になっていても一括返済を求められることはない
  5. 連帯保証人の自己破産が債権者に伝わった場合、代わりの保証人を探せと言われることはある
  6. 兄弟との共同名義の家は、自己破産すると兄弟の持ち分だけ差し押さえられる
  7. 兄弟と共同経営していた場合、自己破産したら兄弟はいったん取締役から除名される。手続きが終わった後に復職することはできる

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これらは全て誤解だ。正しい情報を知って、正しい判断をするためにはプロの弁護士や司法書士へ相談をするのがベスト。

裁判所に直接「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所が答えたってことはつまり、公的な機関が認めた、公式の回答だ。

まずは弁護士に相談、これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題はできるだけ早く解決して、次の生活にエネルギーを向けたほうが立て直しも早くなる。

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