自己破産

自己破産の陳述書の中身を徹底解説【実物画像あり】

自己破産と陳述書のポイント

陳述書は自己破産をするときに必要な書類の一つで、とても大事になる。

自己破産したいんだけど・・・

裁判官
裁判官
どうしたどうした?何が起きた?

えっと、実は私・・・

このあと語る、自己破産するまでの壮絶なストーリー、それが陳述書の主な内容だ。

いったい何をどうやって書けばいいのか。

陳述書の実物画像を見せながら、解説していくぞ。

自己破産の陳述書の中身を徹底解説【実物画像あり】

自己破産で書く陳述書とは?

一言でいうと、陳述書は破産しようとするまでの流れを裁判官に伝える書類

裁判官は破産を申請する本人のことは何も知らないからな。

弁護士が代わりに書いてくれるから、ストーリーをその場で言えばいい。

というか、弁護士が的確に質問をしてくれるから、それに答える形だ。

インタビューをされるという感覚が一番近い。

関連記事:【実物画像あり】自己破産の必要書類は9種+α。ポイント解説

陳述書の書き方

まず、裁判所によって書式が違うから注意な。

とはいえ、だいたい一緒だけどね。

ちなみに、神奈川県の小田原地方裁判所の書式だとこうなる。

  • 過去10年前から現在に至る経歴
  • 家族関係等
  • 現在の住居の状況
  • 今回の破産申立費用の調達方法
  • 破産申立てに至った事情
  • 免責不許可事由

過去10年前から現在に至る経歴

履歴書に書く職歴みたいなもんだ。

過去10年、キミは何をしてきた人間か、裁判官は知りたいわけ。

職業によって、その人がどんな人か見えてくるからな。

  • 会社員
  • フリーター
  • 自営業者
  • 経営者
  • 投資家
  • 無職

このあたりでだいぶ状況が変わってくるだろうから。

または10年の間で経営者から無職になったり、何種類も経験してる人もいるだろう。

なんで変化したか、何があったかなどポイントになる可能性もあるぞ。

ざびの場合は、実物を見せるとこういう感じだ。

陳述書の過去10年の職歴

「勤め」ってのは正社員のことだな。

ホールスタッフとあるのはパチンコ屋のバイト時代だ。

ざび
ざび
黒歴史だ。

それはいいとして、ちなみに「報告書」ってあるけど、これは弁護士が書いてくれたから「報告」になる。

本人が書いた場合は「陳述書」になるぞ。

家族関係等

今の家族構成を書く。

同居している・していないかかわらず書かないといけない。

もし親族がそれなりに働いている場合、資金援助してもらえないのか?と弁護士のほうから確認されるからな

弁護士だってきっちり仕事して成功報酬とりたいからね。真面目にがんばるんだよ。

一番やっちゃいけないのはウソをつくこと。弁護士は真実をつきとめて、そこからできるかぎり弁護をするんだ。

ちなみに「等」ってあるのは家族以外の同居人とかも書かないといけないからだ。

現在の住居の状況

  • 実家
  • 持ち家
  • 賃貸

だいたいこの3つで分かれるだろう。

ちなみにざびは彼女(今の奥さん)の賃貸に住んでいたから正直にそのまま書いた。

ざび
ざび
同棲なんていうきっちりしたものではなく、実際には転がり込んでいたっていうことなんだがな。

今回の破産申立費用の調達方法

ちなみに、破産申立費用っていうのは、人によってぜんぜんちがうぞ。

  • 収入印紙(申立手数料)
  • 郵便代
  • 官報掲載料

などでだいたい1万5千円前後。これが最低ラインだ。

ただし、管財事件の場合は予納金がかかる。

くわしくは以下の記事を参考にしてくれ。

関連記事:【経験者が語る】自己破産で必要な予納金の内訳とパターン別の金額

さて、ここからが本題。

破産申立費用はだれが払うのか

  • 申立人(本人)
  • 家族
  • その他知人

ほとんどが本人ではないだろか。

ざび
ざび
ざびは自分で払った。

家族が払うなら、借金も家族に払ってもらえよと言われる可能性もある。

あと、裁判所によっては、「借り入れ」なのか「援助」なのかをはっきりさせないといけない。

借り入れの場合、相手は自分が破産するのを知っていて貸したかどうかもきかれるぞ。

知らずに貸したとなれば問題だ。相手は返してくれると思って貸したわけだから。自己破産したら基本的には返ってこない

破産するのを知っていて貸したのなら、それは実質「援助」になるだろう。

そのへんがあいまいだとトラブルになるし、だまして借り入れをしたのなら免責不許可事由になってしまう(のちほどくわしく説明する)。

つまり借金がチャラにならない可能性がある

関連記事:【経験者が解説】自己破産の免責ってなに?チャラにならないの?

人によって事情がちがうから、弁護士や司法書士に相談したほうがいいのはたしか

こうじゃなきゃいけないっていう決まりはない。

破産申立てに至った事情

冒頭で言った、破産するまでのストーリーを裁判官に一生懸命伝えるパート

陳述書の最大のポイントになるところだ。分量も一番多いはず。

自己破産をする必要があるのかどうか、わりとしつこくきいてくる。

どちらかというと裁判官じゃなくて、担当する弁護士がきいてくるんだがな。

さっきも書いた通り、弁護士は慎重に事を進める。

弁護士も

「これくらいしっかりとした流れと理由があるんなら裁判官も納得してくれる」

と思って、堅めに書こうとする。

たいてい、弁護士が納得する書類なら裁判官も納得する。

弁護士や司法書士が作った書類であれば、流れ作業的に裁判所も

「弁護士さんがそう書くんなら、まあ証拠もそろっているし」

と自己破産を認めてくれる可能性が高い。

だから、弁護士のほうがわりと厳しく突っ込んでくるんだ

このインタビューされるところが自己破産手続きの山場だったりする。

過去をほじくり返されたり、追及されるのは精神的にイヤやもんだからね

ざび
ざび
だから弁護士や司法書士は信頼できそうな人をしっかり選んだほうがいいぞ。

自己破産の弁護士選び体験談

免責不許可事由

免責不許可事由ってのは、

それやっちゃダメだよ、借金チャラにするのは認めれないな、キミ

と言われちゃうようなことだ。

くわしくは下の記事で書いてある。

関連記事:【経験者が解説】自己破産の「免責」ってなに?チャラにならないの?

ポイントは、正直に書く

ウソは絶対ダメ

ウソを書いたこと自体が免責不許可事由になるからな

ちなみにざびの場合は、

  • ショッピングなどの浪費にお金をつぎこんだ

が当てはまった。

陳述書の免責不許可事由パート1 陳述書の免責不許可事由パート2

高級スーツを半ば強引に買わされたんだ。

でも、自己破産をして借金チャラにはできた。

なんか小難しく書いてあるけど、要はネットワークビジネスで失敗したのが大きな原因ってこと。

文章自体は弁護士が考えてくれた

だから本人は、弁護士が文章を書くための材料だけを正直に答えればいいんだ。

ざび
ざび
そこまで難しいことはないぞ。

最後の反省文ぽいところもよくできてるだろ?

でも、口だけじゃないんだぜ。

オレは誓ったとおり、経済的に立ち直った。

今は結婚もして、2児のパパとしてハッピーに暮らしている。

関連記事:自己破産した「元ヒモ」パパの暮らしぶりを紹介

ざび
ざび
ここまで幸せになれたのも、自己破産のおかげだ。

自己破産の陳述書の中身を徹底解説 まとめ

  1. 陳述書は破産に至るまでの流れを裁判官に伝える書類
  2. 家族関係や仕事、事業、私生活のことなど事細かに書く
  3. 弁護士に頼んでいる場合は代わりに書いてくれる。本人は弁護士からの質問に答えていけばいい
  4. 苦い過去について他人に話すのはつらいが、踏ん張りどころ
  5. 都合の悪いことを隠すと、免責不許可事由になって借金チャラにできなくなる

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ざび
ざび
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