自己破産の知識

【体験談あり】自己破産は”同時廃止”がキホン?

自己破産の同時廃止ってなに?わかりやすく解説
金子まりお
金子まりお
自己破産で「同時廃止」って言葉が出てきたんだけど何?
ざび
ざび
財産がないヤツが自己破産するパターンだ。

自己破産について調べていくといろんな言葉が出てきてややこしいよな?

今回取り上げるのは「同時廃止」だ。

自己破産するときに避けては通れない言葉だからしっかり覚えていってほしい。

とはいってもそんなに難しくはないからな。

この記事を読むとこんなことがわかる。

  1. 同時廃止の意味と、ほかとの比較
  2. 同時廃止のメリット
  3. 同時廃止のときの流れ

自己破産の同時廃止ってなに?

自己破産の同時廃止ってなに?わかりやすく解説

そもそも自己破産って、なにかを説明しないといけない。

破産というのは、”財産を破ってぐちゃぐちゃにされてしまう”。

つまり、今ある家や車などの財産を無理やり金に変えて、借りている連中に配ることを言うんだ

でもそんな財産もってないよという場合どうなるか。

ないものは仕方ない。

自己破産するぜー、でも何もないから配るものもなし、で終わり。

裁判上の言い方でいうと、破産の手続きを開始すると同時に、破産の手続きを終了する。

これを同時廃止事件っていうんだ。

ざび
ざび
事件といっても殺人とか詐欺みたいに犯罪者扱いにされるわけじゃないぞ。あくまで言い方だ。

漢字だと堅苦しく感じるが、だいたいわかったろ?

逆に、財産があって配れる場合は、管財事件という。

関連記事:自己破産の管財事件ってなに?破産経験者がわかりやすく解説

同時廃止のメリット

同時廃止のメリットはお金と時間の節約
  1. 手続きの費用が安い
  2. 弁護士費用が安い
  3. 期間が短い

1.手続きの費用が安い

  • 同時廃止:1万6千円
  • 管財事件:20万円

これは裁判所に払う費用だ。

ぜんぜんちがうよな。

やっぱり管財事件のほうは財産を処分したり配ったりするのに手間がかかるんだ。

2.弁護士費用が安い

  • 同時廃止:20万円~40万円
  • 管財事件:60万円~

今度は弁護士に対して払う費用だ。

法律事務所によってちがうからハッキリとはわからないが、ぜんぜんちがうだろ?

同時廃止は管財事件に比べると、手間がないだけに安く済むって理屈は同じだ。

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3.期間が短い

  • 同時廃止:3か月~半年
  • 管財事件:半年~1年

管財事件は財産を金に換えなきゃいけない。財産の処分て大変だよ?

家を売ろうにも買い手がつかないとダメだ。買い手がついてからも手続きに時間がかかるよな。

だからどうしても時間がかかるんだ。

ざび
ざび
そもそも自己破産といったら同時廃止のほうが多いんだけどな。

同時廃止になる条件

同時廃止になるための条件とは

同時廃止事件か管財事件かの分かれ目ってなにか。

ズバリ、

財産が20万円以上あるかないか

管財事件になると、手続きが複雑だから、前もって裁判所に20万円渡さないといけない(予納金)。その費用すらまかなえない状態なら財産配れるわけがないって理屈だ。

家をもっていたら、当然売れば20万円以上になるだろうから管財事件でほぼ確定。

現金で20万円以上もっていてもアウト。管財事件になる(正確には20万円ジャストではなく、33万円など基準があるから弁護士に相談してみてほしい)。

家も、車も、返戻金の高い保険も、宝石も、高級時計も、現金もないって人は同時廃止になる可能性が高い。

(ほかにもアンティーク家具や熱帯魚などのマニアックなコレクション系も売れば金になるがキリがないのでこのへんで終わりにしておく)

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自己破産で同時廃止になったときの流れ

自己破産で同時廃止になるときの流れ

実際に同時廃止事件って、どういう感じで進むんだろうか。

ざっくり流れをみておこう。

  1. 弁護士と相談
  2. 自己破産することを決定
  3. 自己破産の書類作成・申請
  4. 破産者の審尋
  5. 破産手続き開始・同時廃止の決定
  6. 免責審尋
  7. 免責許可・不許可の決定

それにしてもなんか漢字ばかりで小難しそうだな。

でも聞いてみると、「なーんだたいしたことじゃないじゃん」てなる。

ちなみに、自己破産全体の流れはこっちから確認できるぞ。

じゃあ一つずつみていこうか。

1.弁護士と相談

弁護士や司法書士などのプロに相談して、自己破産するかどうか決める。

債務整理にはほかにも個人再生とか任意整理がある。

借金の減らし方もいろいろ選べるんだ。どれがいいかは専門家に相談したほうがいい。

今なら無料で借金の診断や相談ができるぞ。

まずは気軽に試してみるのをオススメする。

2.自己破産することを決定

弁護士とかに相談して、いろいろ話をきいたあとだ。

もしかしたら自己破産以外の道をチョイスするかもしれないからな。

問題なければ自己破産することを決める。

少し勇気がいるかもしれないが、ここからすべて始まる。

3.自己破産の書類作成・申請

ざび
ざび
思ったよりたいしことないぞ。

自己破産をするときに「いいよ」「ダメ」と判断するのは裁判所だ。

判断をするためには資料がないとできないよな。

だから申請するときに自分のこと、借金した相手のことなどいろいろ調査して書類におこさないといけない

ただ、担当の弁護士の言う通りにやれば問題なくサクサク進むぞ。

言われたとおりの書類をそろえて、出せばいい。

そうしたら弁護士のほうでまとめて、裁判所に申請してくれるぞ。

4.破産者の審尋

金子まりお
金子まりお
でたー。意味わかない専門用語!なんて読むの?シンタズ?
ざび
ざび
シンジンていうんだ(最近まで知らなかったぜ)。要はインタビューだな。

いきなり審尋(しんじん)なんて言われても困るよな。

カンタンにいうと、インタビュー、面接だ。

裁判官から質問される。

でも弁護士が代理でやってくれる場合は省略されることがほとんど。

ざび
ざび
ま、気にしなくていい。

5.破産手続き開始・同時廃止の決定

さ、いよいよここで同時廃止がでてくる。待たせたな。

上にも書いた通り、破産手続き(財産を配る)をすると同時に、財産ないから終了!

ってなるわけだな。

「自分は財産がない」って書類で申告していて、「4.破産者の審尋」とか前段階で特に問題なければ同時廃止になるだろう

6.免責審尋

自己破産の本番は実はここから。

というのも、免責(めんせき)が許される=借金チャラだからだ。

くわしくはこっちの記事で解説している。

もし免責が許されなかった場合、「自己破産しても借金が残る」という最悪の結末を迎える。

とはいえ、免責審尋の段階では焦ることはない。ほぼ免責されることが前提なんだ。

東京地裁の場合は本人が裁判所に出向くんだが、2~5分程度で終わる。

書類の内容に間違いないかの確認と、裁判官からちと説教されるかもしれんがその程度。

地方の裁判所の場合は、書類のみで審尋(面接)がないことがほとんどだ。

7.免責許可・不許可の決定

ここまでくればもうほぼ大丈夫といっていい。

不許可になるのは、よほどのことがないかぎりない。申請内容でウソをついていたり、過去にも自己破産(免責許可)していて反省の色がない場合とか。

免責審尋から約1週間くらいで許可・不許可が決定する。

そこからもろもろ手続きをしてから、正式に確定するにはなんだかんだ1か月はかかる。

【ざびの体験談】同時廃止は弁護士に任せきり

法律事務所へ向かう途中の路地

財産なんてあるわけがない

ざびが自己破産したときも同時廃止事件だった。

実家暮らしだから家もないし、車ももともとない(免許すらもってない!)。

貯金なんてそれこそ数千円もあればいいほうだから、まちがいなく破産しても配れないわな。

弁護士に頼んだのが正解だった

ネットで調べて、とある法律事務所で自己破産の手続きをお願いした。

やっぱり裁判所に行かなくて済んだし、書類とかの手続きもぜんぶ窓口としてやってくれたから安心だったよ

言われた通りやって、スイスイ進んだし。

自分でやろうと思うと、まだ20代の何も社会のことを知らない若造には荷が重いってのが正直なところだ。

ざび
ざび
今思えば、自分でもできたかもしれないけど、任せたほうが確実で安心なのはまちがいない。

まとめ

  1. 同時廃止は自己破産の種類で、財産を配る手間がない
  2. 同時廃止は管財事件に比べて”早く”、”安く”済む
  3. 同時廃止になる目安は”財産20万円以下”
  4. 同時廃止(自己破産)は弁護士や司法書士に頼むのがラク

おそらくこれを見ているキミも自己破産を考えているなら、この同時廃止のパターンじゃないか?家をもっているなら別だが。

同時廃止になりたいからって、今から財産を処分するのも大変だがな。

結局どちらのほうが早いかだ。立て直したいならスピード重視で弁護士に頼んだほうがいい

自己破産を迷っているなら無料相談してみよう

  • 自己破産したら全財産が没収される
  • 自己破産すると周囲の人に必ずバレる
  • 自己破産すると二度と立ち直れない

これらは全て誤解だ。正しい情報を知って、正しい判断をするためにはプロの弁護士や司法書士へ相談をするのがベスト。

裁判所に直接「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所が答えたってことはつまり、公的な機関が認めた、公式の回答だ。

まずは弁護士に相談、これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題はできるだけ早く解決して、次の生活にエネルギーを向けたほうが立て直しも早くなる。

自己破産したいけど、弁護士に頼むのはすごく敷居が高い

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