自己破産の知識

ギャンブルで借金しても自己破産できる理由

ギャンブルでつくった借金で自己破産できるってずるくない?

ども、ざび(@dr_zawinul )だ。

27歳のときに借金938万円抱えて、自己破産をした。

今回はギャンブルで自己破産ができるのかというテーマだ。

結論をいうとギャンブルが原因で借金をしても自己破産はできるぞ。

金子まりお
金子まりお
はぁ。またパチンコで5万円負けた。
ざび
ざび
そんなお金どっから出てくるんだ?
金子まりお
金子まりお
サラ金から借りたんだよ。
ざび
ざび
オーマイガッ。最悪なパターンだな。
金子まりお
金子まりお
そんなことはわかってる。でもどうしようもないんだ。借金も300万円に膨れ上がって。オレはもうおしまいなんだああああ!!
ざび
ざび
わかった。おちつけ。悪かったよ。それなら自己破産すればいいじゃねえか。
金子まりお
金子まりお
ギャンブルで借金しても自己破産ってできるの?
ざび
ざび
程度にもよるけど、まだ自己破産したことない人ならたいていできるぞ。

ギャンブルでも自己破産できる理由

ギャンブルでも自己破産できる理由

ギャンブルでの借金も自己破産でチャラになる、そのしくみを解説していこう。

正確には、自己破産と借金チャラって同じじゃない。別々なんだ。

自己破産の手続きをして、「免責許可」を得たらはじめて借金チャラになるんだ。

関連記事:【経験者が解説】自己破産の免責ってなに?チャラにならないの?

だから自己破産をしても借金チャラにならない人もいる。

ざび
ざび
めったにいないけどね。

それでギャンブルが原因で借金をすると、本当は自己破産で借金チャラは許されないことになっている。

免責不許可事由に当てはまってしまうからな。

免責不許可事由って?

「それをチャラにするのは許せないよね」っていう借金の使い道や行為のことを免責不許可事由という。

  • パチンコや競馬などのギャンブルで借金をした
  • 高級ブランド品を買ったりする浪費で借金をした
  • 株やFXなどの投資行為で借金をした
  • 財産を隠した
  • 特定の人にだけ多く借金を返した(偏頗弁済)
  • 裁判所の調査に協力的ではない態度をとった

などが免責不許可事由になる。

だから、本来はギャンブルでの借金てチャラにできないんだよ。

ただしある制度のおかげで借金チャラになる。

救いの女神:裁量免責

一度の過ちは人間だれしもある。まあ今回だけは見逃してあげようじゃないか。

そんなやさしい女神のような制度が裁量免責だ。

裁判官が「大目に見てやろう」と判断すれば借金がチャラになるってしくみだ。

はじめての自己破産の場合、この裁量免責で借金チャラになるケースがほとんど

二度目はないと思え

いくら裁判官がやさしくても限度ってものがある。

何度も同じ理由(免責不許可事由)で借金を重ねて自己破産(借金チャラ)はできないと思っていい

一度目はパチンコで借金して自己破産、二度目は競馬にハマって借金で自己破産を申請しようとしても、

「お前いい加減にしろよ」と言われて免責不許可になる可能性が高いぞ。

ギャンブル依存症とかの病的なもので、診断書とかの証明があればまだしも。

ただ、同じ理由でも借金チャラにできる可能性はまったくないわけではないので、弁護士や司法書士に相談してみるといいだろう。

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ギャンブルのことを隠すのはやめよう

ギャンブルを隠すのはやめよう

大丈夫だと思うが、自己破産手続き中にギャンブルをするのはやめよう。

もし銀行や資産の調査をしているときにバレたら、反省していないと言われ、借金チャラ(免責)をするかどうかの判断に影響がでるぞ。

逆に今までつくった借金がギャンブルだったということを隠すのもやめたほうがいい。

ウソをついてもすぐバレるからな。

自己破産の手続きをするときに通帳を過去2年間分さかのぼって提出する

お金の使い方について、くわーしく調査が入る。

生活費や給料の明細のことも事細かに突っ込まれる。

どう見ても生活費以上の収入があるのに、貯金がないとかほかに使い道がはっきりしていない場合、「余ったお金の使い道は?」ときかれる。

答えられないとアウトだし、証拠がないと信じてくれない。

「親の病気の医療費で・・・」「じゃあ領収書か振り込んだ明細を見せて」とかね。

もし隠していたことがわかったら、免責不許可事由にあたってしまい、借金チャラができなくなる恐れがある。

やってしまったことは仕方がない。だからやったことは認めて「反省します」という態度が大事だ

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ギャンブルでの自己破産は費用が高くなる?

ギャンブルでの自己破産の場合費用が高くなる?

少額管財事件とは

ギャンブルが原因で自己破産をすると、少額管財事件になる可能性があるんだ。

管財事件:自己破産手続きの一種。財産があったり、調査が必要だなと判断された場合、”管財人”を雇って調査をする。雇う費用がかかる。

少額管財事件:通常の管財事件より少額で管財人を雇って調査する。

つまり、「お金がかかる自己破産」のパターンになる。

ざっくり少額管財事件の場合だと20万円。最初に裁判所に払わないといけない(予納金という)。

特に東京地方裁判所の場合、少額管財事件になるケースが多いので注意してくれ。

関連記事:

自己破産の管財事件ってなに?わかりやすく解説

自己破産で必要な予納金の内訳とパターン別の金額

自己破産費用と弁護士費用はよーく考えて

自己破産で仮に20万円かかるとしたら高いだろうか。

ざびはそうは思わない。

結局のところ弁護士にお願いするだろうから、弁護士費用も入れると総額で70万円前後は払うことになる。

この金額は予納金も含まれている。

返済期間を比較をしてみよう。

自己破産した場合にかかる費用

70万円を分割して払っていくのなら、

  • 月々5万円
  • 14か月=1年ちょっと
今まで通り借金を返す

消費者金融から借金を200万円したとしたら、金利が18%だとしたら、

  • 月々5万円
  • 5

どちらがマシか、一目瞭然だろう。

ちなみに少額管財事件じゃない場合(同時廃止という)は総額50万円程度になるから1年かからない。

司法書士に頼むとさらに安いが裁判所に自分で行かないといけないし手間がかかるからどちらがいいかはキミの重視したいポイントで判断してくれ。

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関連記事:

自己破産を頼むならどっち?【弁護士VS司法書士】徹底比較

【体験談あり】自己破産は”同時廃止”がキホン?

実際の金額全公開!自己破産の弁護士費用は○○万円みておけ

ギャンブルで自己破産したあとの生活

自己破産後の生活

一度ギャンブルで自己破産をしたら、おそらく多少なりとも罪悪感を感じているはずだ。

しばらくは「真っ当な人生を歩もう」と反省をするだろう。

ただ、月日が経つと、最初の決意はだんだん薄らいでいく。

また「パチンコやりたい」「ちょっとぐらいならいいか」となりやすいもんだ。人間だからしかたがない。

だがもし、またギャンブルに手を出すことが分かっているのなら、あらかじめ医者や専門機関に相談してみるといい

ギャンブル依存症は病的賭博とも言われて研究が進んでいる。

個別に相談したり、合同の相談会がある病院もあるので、心配な人は近くの自治体のHPなどで探してみてくれ。

ギャンブル依存症本人のための自助グループ

GA日本インフォメーションセンター

全国に会場があって、ギャンブル依存症の人たちがミーティングを行って、自分のことをシェアして、理解し合っている。

だれでも参加できるぞ。

まとめ

  1. ギャンブルで借金をしても自己破産はできる
  2. 本当はギャンブルは免責不許可事由でチャラにならないんだが、裁量免責のおかげで許してくれることが多い
  3. ただし、少額管財事件になって破産費用が20万円かかる可能性あり
  4. ウソをついてごまかすより、正直にギャンブルで借金をしたと報告したほうがいい
  5. ウソをつくと詐欺破産罪になって、借金チャラにならない
  6. 自己破産手続き中にギャンブルをするのはやめよう

自己破産を迷っているなら無料相談してみよう

  • 自己破産したら全財産が没収される
  • 自己破産すると周囲の人に必ずバレる
  • 自己破産すると二度と立ち直れない

これらは全て誤解だ。正しい情報を知って、正しい判断をするためにはプロの弁護士や司法書士へ相談をするのがベスト。

裁判所に直接「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所が答えたってことはつまり、公的な機関が認めた、公式の回答だ。

まずは弁護士に相談、これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題はできるだけ早く解決して、次の生活にエネルギーを向けたほうが立て直しも早くなる。

自己破産したいけど、弁護士に頼むのはすごく敷居が高い

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