自己破産

自己破産の弁護士費用が払えないときの対処法【経験者に言わせて】

自己破産の弁護士費用が払えないときの対処法【経験者に言わせて】

(この記事は2020年3月24日に更新しました。)

金子まりお
金子まりお
自己破産したいけど弁護士費用がかるんでしょ?いくらくらいするの?
ざび
ざび
その人によるけど、だいたい40~50万円かな。
金子まりお
金子まりお
50万!?金がないから自己破産すんのふざけんなよ。じゃあやめたー。
ざび
ざび
待て待て。分割払いもできるし、今払っている借金の返済よりラクになるぞ。

「でも自己破産するにもいろいろ費用がかかるんだろ?

そんな金払えないよ。」

そういう人もいるよな。

安心してほしい。

金額はある程度かかるが、まとまったお金を今すぐ用意する必要はない

今回は実際の弁護士費用が払えない人の対処法を解説していく。

そして特別に、オレが20代のとき自己破産したときの弁護士費用も公開するぞ。

ちっと生々しいが参考にしてくれ

自己破産の弁護士費用が払えないときの対処法

自己破産費用を払えないとは言わせない。まずはシミュレーション

自己破産の弁護士費用の相場は40万円前後

 

まず自己破産をするときの弁護士費用を確認しておこう。

自己破産の種類費用内訳
同時廃止40万円前後弁護士費用:30~40万円
裁判所費用:2万円
少額管財事件60万円前後弁護士費用:30~40万円
裁判所費用:2~3万円
予納金:20~25万円
管財事件80万円前後弁護士費用:40万円
裁判所費用:2~3万円
予納金:30~50万円

同時廃止事件:財産を持たない人がやる自己破産。

管財事件:財産をもっている人がやる自己破産

少額管財事件:通常より予納金(裁判所へ納めるお金)が少なくて済む管財事件

管財事件の場合は財産を売って金に代える手間賃が必要だからその分費用も上乗せされる。

管財事件は同時廃止と比べるとざっくり倍かかる。

財産をもっている人のほうが少数派だとは思うが。

ざび
ざび
キミは家や車などもっていないだろうか?

次に弁護士費用が払えないときの対処法を5つ紹介しよう。

関連記事:

【体験談あり】自己破産は”同時廃止”がキホン?

自己破産の管財事件ってなに?破産経験者がわかりやすく解説

対処法1.自己破産の弁護士費用を分割払いする

自己破産で必要な費用

弁護士費用は一括で払う必要はない

自己破産をする人がそんなまとまったお金をもっているほうが珍しいからな。

分割払いにした場合の月々の負担をきっちりと出したうえで、判断するのがポイントだ

仮に弁護士費用(自己破産にかかるすべての費用)が50万円だとしよう。

1年分割で払えるようにすれば、

50万 ÷ 12か月 = 約41,667円

さらに分割ができるところなら24回払い(2年)で、

50万 ÷ 24か月 = 約20,833円

正直ここまで分割できるかは相談してみないと分からない。

弁護士費用と借金返済の比較

今出した弁護士費用の計算と借金返済の場合とを比較してみよう。

もし仮に300万円を借りていて、月々5万円ずつ返しているなら

300万 ÷ 5万 = 60か月 = 5年で完済

と言いたいところだが、実際には利息(金利)が乗るからもっとかかるぞ。

上の条件で金利5%(これでもかなり甘い水準)だとしよう。

細かい計算式は省くが、完済までには5年プラス9か月かかる

ちなみに5年で完済したいのなら月々の返済額は56,000円に増えるぞ。

こうしてみると借金を返していくよりは弁護士費用のほうが負担が軽いというのがわかるだろう。

2分でサクッと借金減額シミュレーション

対処法2.法テラスを利用する

「どうしても収入がないから弁護士費用は払えない」

  • ケガ
  • 病気
  • 家族の不幸

いろいろな理由で働けなくなって収入がない人もいるよな。

そんな人は法テラスに相談してみよう。

法テラス:。国の法律相談窓口のようなもの。正式な名称は「日本司法支援センター」

法テラスは国の機関みたいなもので、自己破産の相談にも乗ってくれる。

相談窓口なので最終的には弁護士への橋渡しになる。

だが自己破産にかかる費用は15万円程度と格安だ。

おまけに分割できるので月々5,000円~1万円ほどの負担で済む。

ただし、誰でも適用できるわけではなく、収入が少ないなど条件が厳しめだ。

さらに審査までに数週間かかるのでその間の借金の催促は止められない。

ちなみに弁護士に直接相談すれば、すぐその日にでも催促は止められる。

対処法3.財産を売り払ってお金をつくる

自己破産費用一括がムリなら分割払い

弁護士費用に充てるなら財産を売ってもOK

本来は自己破産の手続きをする直前に財産を処分してしまうと、

「そのお金はどうした?」

と突っ込まれる。

自己破産は財産がないと債権者に何も配らないで済む。

それをいいことに家や車などを前もって売ってしまう人もいる。

いわゆる財産隠しが疑われるんだ。

だけど、財産をお金に換えて、弁護士費用に充てたといえば問題はない。

正当な理由があって財産を処分したのだから。

罪でも何でもないぞ。

メルカリ・メルペイをフル活用する

家や車のような高価なモノ以外にも売れるものはたくさんある。

  • バッグ
  • アクセサリー
  • 紙袋、包装紙
  • 箱、かご
  • ぬいぐるみ
  • イス
  • 掃除用具
  • ペンなど文房具
  • 詰め替え用洗剤

これら家の奥に眠っているものを手あたり次第メルカリで出品してみる。

意外に売れたりするんだぞ。

売れたらメルペイで支払い、ポイント還元を狙う。

これだけでかなり小銭を貯められ、かつ節約もできるだろう。

いざとなったらメルペイスマート払いを利用して一時的な出費を減らすことも可能だ。

関連記事:メルペイスマート払いの上限を増やす2つの方法【ブラックでもOK】

対処法4.自分で自己破産の手続きをする

自己破産の手続き。予納金は裁判所に納めるお金

どうしてもお金がないのなら自分で自己破産をやってもいい

それなら同時廃止だと裁判所に2~3万円納めるだけで済むからな。

ただし、書類のめんどくささは半端ない

そのうえ平日に裁判所に出向かないといけないので時間もとられる。

余計なストレスを抱えて気がおかしくなりそうなら弁護士に頼んだほうがいい。

ちなみに財産をある程度もっている場合、弁護士に依頼すると管財事件が少額管財事件になる

つまり予納金だけで30万円ちがってくるぞ。

なのでコスト的にも自分でやるのはオススメしない。

対処法5.戻ってきた過払い金を弁護士費用に充てる

自分に過払い金があるなら自己破産前に返還請求してみよう

その過払い金で戻ってきた分は弁護士費用に充てることができるぞ。

過払い金は2007年以前の借金が対象になる。

ただ、自己破産の申し立てをしたあとに返還請求をすると、財産として扱われて管財事件になってしまうから要注意だ。

必ず自己破産前にチェックしておこう。

自己破産での弁護士費用は支払う価値がある

自己破産で必要な費用オープンopen

自己破産でかかる弁護士費用の内訳【実際の金額公開】

ざび
ざび
ここで、特別公開だ。

ざびが実際自己破産したときの弁護士費用を改めて調べてみたぞ。

ちなみにオレは同時廃止(没収する財産がない)だった。

内訳金額詳細内訳
着手金200,000円 
報酬金200,000円 
実費50,000円

申立費用・印紙代・切手代・通信費など。

消費税20,000円

当時は消費税率5%。実費は除いて計算

合計470,000円 

(2011年4月当時)     

ひっさしぶりに当時世話になった新橋の某法律事務所に電話してみた。

なにせ7年以上前だから、最初はデータがなかなか見つからないなんて言われた。

が、2分くらい待ってたら教えてくれたぞ。

合計47万円を12か月分割払い、月々4万円ずつ払っていったんだ

ざび
ざび
せっせと払っていたときが懐かしいな。

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自己破産の弁護士費用は高い?

ここまで読んだキミ、弁護士費用は高いと思うか?

オレは全然そう思わん。

なぜかって?

当時借金の総額は938万円。

返済でだいたい月々6~8万は払っていたからむしろだいぶ楽だったぞ。

それよりも催促がなく、借金がチャラになるっていう心の平安のほうがよほど価値が高かった。

価値に見合った金額を払っただけの話よ。

キミも借金で苦しんでいるのならその価値がよくわかるはずだ。

大事なのは費用の額ではなく信頼度

自己破産で大事なのは費用ではなく信頼

はっきり言うが、自己破産するときに弁護士費用を細かく比較するのはあまり意味がない。

すでに借金で苦しんでいるところに、さらに負担を強いるような弁護士はいないからだ。

金額の大小より手続きの確実さと弁護士や担当スタッフの対応のほうがよほど大事だ。

自己破産ってのは思ったより精神的な疲れやプレッシャーがすごくのしかかる。

そんなとてもナーバスな心境のときにケアしてくれるかどうかをしっかり確認してほしい。

関連記事:自己破産を頼むならどっち?【弁護士VS司法書士】徹底比較

「弁護士費用が払えないから自己破産できない」は本当?

自己破産費用が払えないのは言い訳

借金を返しているなら弁護士費用が払えないはずがない

さきほどの弁護士費用の分割払いでも話したが、借金返済と弁護士費用を比べても圧倒的に弁護士費用のほうが安い。

ちょっと冷静になって考えてみてほしい。

今キミが毎月払っていた返済額はいくらだ?

総額はいくらで何年で終わる?

もしぱっと答えられないならかなり重症だ。

いったん整理して、弁護士とかに相談しながら、かしこい返済計画を練ったほうがいい。

弁護士費用は数百万もかからない。

はるかに負担は軽くなるはずだ。

ざび
ざび
弁護士もバカじゃない。金がないって行ってる連中から高い金を取れないって分かっている。

ただ、もしキミの借金が100万円以下なら、収入にもよるががんばって返したほうが早いかもしれないがな。

おそらく毎月の返済額も3万円以下で大きすぎる負担ではないはず。

ただ、ほとんどの人は自分の収入と見合わない額の借金で悩んでいるはずだ。

自己破産したほうが完済が早いし、利息もないから月々の負担が軽くなるだろ?

さきほどは借金300万円(財産なし)の例だが、もっと借りているやつはさらに今より負担が軽くなる可能性が高い。

今より楽になるんであれば自己破産したほうがいい。

ざび
ざび
悩んでいるならなおさら早く行動したほうがいい。

自己破産の弁護士費用が払えないときの対処法 まとめ

  1. 自己破産の弁護士費用は40万~80万円が相場
  2. 財産のある・なしで金額は変わる
  3. 自己破産の弁護士費用は分割払いでコツコツ返していけばいい。
  4. 借金返済より弁護士費用を分割払いするほうがラクな場合がほとんど
  5. 自己破産の弁護士費用が払えない場合は法テラスを活用したり、財産を処分してお金をつくったりしてみる。
  6. 自分で自己破産の手続きもできるがハードルが高い
  7. 金額よりも信頼できそうな弁護士を見つけることが大切

借金を返すのがつらいなら弁護士費用を払うほうがラク。

月々の負担が軽くなるし、期間も短い。

利息の上乗せもない。

法テラスはあくまで最後の手段と思っておいてくれ。

条件が厳しいし、審査に時間がかかる。

オレの頼んだ法律事務所はまあ相場通りだ。

いずれにしても金額の差は知れている。

それよりはどういう対応をしてくれるのか、中身を確認してから頼もう。

今なら無料相談無料シミュレーションがあるので、借金とおさらばする最初の一歩として活用してみてほしい。

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自己破産を誤解してない??

  • 自己破産したら全財産が没収される
  • 自己破産すると周囲の人に必ずバレる
  • 自己破産すると二度と立ち直れない

これらは全て誤解だ。

正しい情報を知って、まちがいない判断をするためには

プロの弁護士や司法書士へ相談をするのがベスト。

以前裁判所に立ち寄って、直接

「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」

ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所も、弁護士に相談するのが基本だという認識だ。

まずは弁護士や司法書士に相談

これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”

と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題は早めに解決して、次の生活に集中したほうが立て直しも早くなる。

とはいえ、いきなり法律事務所に相談するのも勇気がいる。

まずはざびの体験談をカンタンにまとめたので目を通してみてほしい。

こうすりゃよかった!ざびの自己破産体験談

 

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