自己破産の知識

自己破産で預金通帳を提出するときのポイント6つ【経験者が語る】

自己破産で通帳をコピーするときに注意点

ども、ざび(@dr_zawinul )だ。

27歳のときに借金938万円抱えて、自己破産をした。

さて、自己破産をするには書類を大量にそろえないといけない。

そのうちの一つが預金通帳のコピーだ。

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なぜ預金通帳のコピーが必要なのか?

もし銀行に500万円の預金をもっているヤツがいて、

「借金200万あるんでぇ、自己破産したいですぅ~」

と言ってきたとする。

キミが貸した側だとしたらどう思う?

「ふざけんな、預金から払え、コラ!!」

ってなるだろ?

だから銀行にどれくらい預金があるのか、しっかりくまなく調べる。裁判所が自己破産の調査で一番大事ともいえるくらい。

ひょっとしたら自己破産する直前に大量のお金を引き出して、どこかに隠しているかもしれないからな。

で、自己破産が終わったら堂々と使うみたいな詐欺を防がないといけない。

ざび
ざび
財産隠しは犯罪だぜ。

今回は銀行口座の通帳コピーを提出するときに気をつけたいポイントを絞って伝えたいと思う。

何度もミスって銀行や弁護士を訪ねるのもばかばかしいからな。事前に知っておいたほうがいスムーズだ。

ざび
ざび
最終的には「これでいいか」と弁護士に確認してくれよな。

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自己破産で預金通帳のコピーを提出するときの注意点

自己破産で通帳コピーを提出するときの注意点

1.預金通帳のコピーは1年もしくは2年分必要

銀行の預金通帳は1か月分だけじゃ足りない。

裁判所によるが、だいたい1年分か2年分のコピーが必要になる。

仮に2年分となると、表紙・裏表紙合わせて、数十ページになるだろう。

コピーはコンビニのコピー機で、人のいない時間帯をうまく狙ってやってもいいが大変だ。

コピーがめんどうだという人は弁護士に通帳の原本をそのまま提出するのがおすすめ

たいていの弁護士事務所の場合、代わりにコピーを取ってくれて提出してくれるぞ。

かなり助かるよな。

ざび
ざび
弁護士もいいサービスしてるよ。

コピーが終わったらきちんと発送・発着がわかる形で返送してくれる。

自分で一生懸命コンビニでコピーをとっても「ここが足りない」とか言われるとさらにめんどうだからな。

初めから弁護士に任せたほうがラクだ。

どうしても他人に通帳を預けるのが怖いなら自分でやってもいい。好きなほうで。

2.記録に途中空きがあったら銀行に問い合わせる

久しぶりに銀行のATMに行き、通帳に記帳したら、

「合計記帳」とか「一括」とか表示されることがある。

しばらく記帳していないと「おまとめ」にされてしまうんだ。

つまり、途中の入出金の記録はすべて省略される

そうなってしまうと裁判所としては

「省略されているところで怪しい入出金があるとも限らない。証拠不十分」

と疑ってくるから明細を別で取り寄せないといけない

取り寄せになると銀行にもよるが、たいてい1週間から10日ほどかかるぞ。

3.使っていない銀行口座の通帳コピーも提出する

いわゆる休眠口座ってやつだ。

今は使っていなくても、ひょっとしたら気づいていないだけでどこからか入金があるかもしれない。

とはいっても、子供のころお年玉を貯めるために作ったような、自分でも完全に覚えのないような口座まで調べる必要はない。

せめて社会人になってから作った口座はぜんぶ洗い出しておこう

4.過去2年以内に解約した口座の通帳コピーも提出する

上に書いた休眠口座と同じで、解約した銀行口座もかつて使ったのなら通帳のコピーが必要になる

どれくらいさかのぼるかというと過去2年以内

まあ解約自体そんなにするもんでもないし、数はないと思うが念のため思い出してほしい。

思い出しても、通帳がないかもしれないよな?タンスやキャビネットの奥底にありそうで、なかったりする。

めんどうだがやっぱり銀行からの記録の取り寄せだ。

ただ、弁護士に念のため確認はしてみてくれ。もしかしたら「このケースなら必要はない」と言われるかもしれない。

5.預金通帳がない場合は取引明細書を印刷する

ちなみに、単純に預金通帳をなくしたのなら、途中空きがある場合と同じで、銀行から記録を取り寄せる。

そうではなくて、もともとネットバンキングを使っているから通帳がないって人も多いだろう。

銀行のほうも通帳無しを推奨してるくらいだしな。スマホやパソコンで明細が見られるから。

ただ、ネットバンキングの場合入出金の記録はふつう過去2ヶ月程度しかさかのぼれない

ひと手間かかるがインターネット(Web)通帳に申し込みをすれば最長24ヶ月(2年)程度さかのぼることができるぞ。

でも2つ注意点がある。

  1. もともとインターネット通帳を申し込んでないと意味がない
  2. ブラウザの印刷機能を使う。ダウンロードしたファイルは印刷しない

ネットで完結できるとはいっても、さかのぼれるのはインターネット通帳の申し込みをした月から24ヶ月だ。

だから今まだ申し込みをしていなくて自己破産を考えている人はアウト。インターネットからの印刷はあきらめろ。銀行に記録を取り寄せないとダメだ。

もう一つが、印刷するときにわざわざ「明細をダウンロード」はしなくていい

今Webで映っている画面をブラウザの印刷機能で印刷しよう

ざび
ざび
ブラウザってのはインターネットエクスプローラーやGoogleクロームなどのWebを見るための画面(ソフト)だ。

たとえば、ざびが使っている三菱UFJ銀行だとこんな画面だ。

ネットバンキングなら通帳代わりに取引明細を印刷すればOK

黒塗りで潰れている金額をそのまま印刷すればいい。

ダウンロードしてしまうと、CSV(Excel)ファイルになる。

要は自分で加工ができてしまう

いくらでも自分勝手に都合の悪いところを書き換えられる。

そんなんだったら提出する意味ないよな。

まあWeb上の画面も加工できるかもしれないが、それを言ったら現物の通帳のコピーも同じだ。

6.家族の口座から生活費が払われているなら通帳コピーが必要

一緒に住んでいる家族が生活費を払っている場合は通帳のコピーが必要

なぜなら自己破産する本人の生活費のうち、本人負担がどれくらいかで話が変わるからだ。

裁判所に出す書類のうちで家計状況を書くところがある。

家計は本人だけじゃなくて家族の分も合計したものだ。

本人が生活費をほぼ負担してないのに、

「生活費で20万円かかります。だから借金返せません」

と訴えても理由にならないよな。

だって負担しているのは家族だから。

別に生活費を家族が払っていてもいいんだよ。

ただ、それが理由で借金が返せませんていう理由にはならないよねって話。

生活費以外の借金や奨学金だけでもいっぱいっぱいの暮らしなんだと証明できればそれでいい。

生活費といってもいろいろある。

  • 家賃
  • 食費
  • 電気代
  • ガス代
  • 水道代
  • インターネット料金
  • スマホ料金
  • 駐車場代

この中でどれか家族が払っているものがあれば合わせて通帳のコピーが必要になるだろう。

おそらく弁護士にきかれると思うけどな。生活費はだれが払っているのかとか、もし払っているならその人の通帳のコピーもくださいとか。

まとめ

  1. 自己破産するときには銀行の預金通帳のコピーを1年もしくは2年分提出しないといけない
  2. 通帳記帳していなくて途中空きがある場合は銀行から記録を取り寄せないといけない
  3. 使っていない口座もコピーを提出する必要がある
  4. 解約した口座でも2年以内であれば通帳コピーを提出しないといけない
  5. ネットバンキングで預金通帳がない場合は取引明細を印刷したものでOK。ただし、自分で作った書類はダメ。
  6. 家族の口座から家の光熱費や家賃が引き落とされている場合はその口座の通帳コピーが必要。

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裁判所に直接「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所が答えたってことはつまり、公的な機関が認めた、公式の回答だ。

まずは弁護士に相談、これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題はできるだけ早く解決して、次の生活にエネルギーを向けたほうが立て直しも早くなる。

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