自己破産

ミニマリズムが広がっても経済成長する理由

ミニマリズムと経済成長は両立する
ざび
ざび
ども、ざび(@dr_zawinul )だ。

27歳のときに借金938万円抱えて、自己破産をした。

ミニマリズムはケチになることではない。

ミニマリズムを推し進めると、経済成長しないんじゃないかという人もいる。

ざびもそう思った。

ところが、よくよく考えてみるとそうでもないらしい。

ミニマリズムと経済成長は両立するんだ。

なぜか。

ミニマリズムの考えは、「身の回りを整理して、心が整ったあと、本当にやりたいことが見えてくる」というもの。

やりたいことがはっきりしたら、そこへお金をかけるんだ

ケチくさく貯金にいそしむ人もいるかもしれない。

ただ、その貯めたお金で大きな買い物をするならば十分お金がまわる。

例えば海外旅行とか、楽器とか、セミナーとか、高機能なパソコンだったりとか。

そして人は本当にいいものを長く使う

だからただ安いだけの製品は淘汰される。

いいものを作る会社が残る。

トータルの消費量(金額)はさほど変わらない

じゃあ経済成長とは何も矛盾しないじゃないか。

もう少しミニマリズムと経済の関係について掘り下げていこう。

動画バージョンはこちら↓

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ミニマリズムと経済成長が両立する理由

ミニマリズムと経済成長は両立する

ミニマリストも”消費はする”

さっきも触れたけど、ミニマリズムの本質は「必要以上のモノを捨てて整理することで心の平安・豊かさを手に入れる」であって、

「何でもかんでもなくして節約するドケチ生活」ではない。

ミニマリズムによって心も整うことで、本当にやりたいことが見えてくる。

そこへ人は惜しみもなく投資をする。

なぜか?

お金をただ貯め込むことを目的にしてしまうとむなしくなる、

というのを人はうすうす気が付いている。

たとえば、著名なミニマリストたちはみなYou Tubeやブログ、本に力を入れて発信活動をしている

カメラなどの撮影機材や編集に使うスマホ、パソコンなどにはお金を存分にかけている

そして人とコラボしたり、セミナーを開いたり、そういう場に参加するためにセミナー代や新幹線代には出費を惜しまない

単純に儲かるんではなくて、自分のやりたいことを突き詰めた結果だ。

これって十分お金を回しているよね?

ミニマリストは質のいいモノとサービスを消費する

ミニマリストの筆子氏のブログでちょうどいい記事があった。

みんながミニマリストになったら日本経済は衰退するのでは? という質問への回答。

次の文章はミニマリストと経済の関係についてわかりやすく解説している。

多くの人はミニマリストを誤解しています。

ミニマリストは消費を全くしない人たちではありません。一部のミニマリストは、自分の家は持たず、ホテル住まい、食事は外食と、一般人より消費する割合が高いこともあります。

もちろん、私のようにあまりお金を使わないミニマリストもいますが、かすみを食べて生きるわけにはいかず、家計簿には買った食品の名前と値段がびっしり並んでいますよ。

家賃だって払っています。服もたまには買います。先日、5本指ソックスを買い替えたばかりです。それに歯医者にはとてつもなくお金を使っています。

ラストの「歯医者にはとてつもなくお金を使っています」というのがポイントだ。

ミニマリストでも使うところには使う

ただ単にお金の配分がちがうのだ。

人が消費する総額は次の式で表される。

モノの価格×数

サービスの価格×回数

上の式で出した総額は、ミニマリストとそうでない人でさほどちがいはない。

ミニマリストはモノを買うときの「数」が極端に少ないが、モノの単価は高い傾向にある

長持ちしていい気分でいたいからこだわる。

一点豪華主義ともちがう。「全部満足主義」とでも言おうか。

豪華じゃないかもしれないがそこそこの値段で自分が心から満足するものだけ買う。

ただし、その「全部」を見ると数が少ない

だから見た目はシンプルで”物足りない”、もっと言うとケチに見える。

でも実際、ミニマリストは健康への投資やジム、旅行、趣味などに多くのお金を出すのも事実だ。

各サービスの単価と回数はふつうの人より多いだろう

こうしてみるとミニマリストは経済を回さないというのは誤解だとわかる。

もちろんミニマリストになってお金をため込む人もいるだろうが、ためるのはその人のもともとの考えによってだ

ミニマリズムと本質的には関係がない。

ミニマリズムとは、身の回りと心を整えて、空いたスペース(精神的余裕)に自分のやりたいことを埋め込み、加速させる営みだ。

あえて言うなら、節約家の人はミニマリズムを利用して、お金をためるという目的を達成する。

ミニマリズムが広がることで経済が回らないのではない。

貧困層と富裕層にミニマリズムは浸透しない?

もう一つの視点として、ミニマリズムが浸透したとして、その影響は果たしてどうなのかを検証したい。

ミニマリズムが人々に浸透するとしてもたいていは年収300万以上の中間層〜年収数億円のプチ富裕層だろう

まず生活に余裕がない貧困層では大量消費そのものができない

モノを減らすよりまず最低限の飲み食い、衣服、住居、教育を確保するほうが先だ。

そして溢れたぶんを整理していくほうが自然だ。

ミニマリズムはすでに大量消費に溺れてモノを持ちすぎた人に効果を発揮する

だれだって足りないときはまず量を確保したがる。質を求める余裕もないはずだ。

次に年収が数十億以上の富裕層を考えてみる。

富裕層はハウスキーパーを雇っていたり、掃除代行サービスを頼んであるだろうから、自分で整理整頓する機会が少ないだろう。

整理なんて人に任せりゃいいじゃんて考えだ。

そもそも家が複数あったり、堀江貴文氏みたいに世界を飛び回ってホテル暮らしならなおさら。

それはそれで心の平安がなさそうだけど。

中にはアップル創業者のスティーブ・ジョブズみたいな成功した経営者の中にもミニマリストはいる。

いつも同じ服装で、ムダを一切排除する思想はアップル製品にも受け継がれている。

ミニマリストがアップル製品を愛用しているのも無関係ではない。

とはいえ、ジョブズのような考えをもつ富裕層は少数派にとどまるだろう。

逆に、「普通の人は持たないものを持てる」という優越感からさらに高級品を消費するんじゃないか。

財を持つと「もっとほしい、もっとだ!」が常だ。

その証拠に富裕層は資産運用をしてさらに豊かになろうと躍起になっている。

トヨタもソニーもソフトバンクもみーんな金融業に手を出して儲けようとしているよな。

そしてあわよくばタックスヘイブンを利用して税金逃れをやりたいと思っている。

挙げ句の果てに富裕層は政治家に大量の資金を投入して自分たちに都合のいい法律を作らせる

欲が尽きないその姿勢はミニマリズムというよりマキシマリズムだ。

少し寄り道したが、本物のミニマリストなら、こんなに「もっと、もっと」と資産を増やそうとはしないだろう。

足るを知る」を実践しているからだ。

ミニマリズムが浸透しても全体の消費量は変わらない

以上見てきたとおり、仮にミニマリズムが浸透してきても全体の消費量は変わらない

階層別にお金の使い道(貯金以外)を見ていくと、

  1. 貧困層…ミニマリズムは広がらず、今まで通り消費する
  2. 中間層…モノは買わず、サービス分野にお金を落とす
  3. 富裕層…ミニマリズムは広がらず、今まで通り消費(資産運用)する

個々人で全然ちがうだろうが、全体を眺めたときにおおよそ上のような結果になるんではないだろうか。

ミニマリズムが中間層に浸透したところで、全体の消費量は変わらない。

だから経済成長もできるよねって話。

もちろん、経済成長するためには貯金しないでみんながガッツリお金を落としてくれる前提だけどね。

そのためにはまず日本はデフレを脱却して将来が明るいことを示さないといけない。

具体的にはお金を直接配る政策を10年くらい続ける。

10年間、毎年お金が100万円入ってくると分かれば、たくさん消費したいと思うよな?

関連記事:”日本衰退”の原因は何なのか?正体をさぐる

ミニマリズムとお金がもっと広まれば、人は100均グッズじゃなくてもっと長持ちするモノを選ぶようになる。

だからモノ持ちが良くなり、買い替えの手間も減る。

質のいい、丈夫なモノ、あるいは環境にやさしいエコなモノが残る

ただし、安くてそれなりのモノも貧困層では需要があるから一定数残る

経済全体のパイが小さくなるんじゃなくて、産業構造が変わるだけなんだ

ミニマリズム以前に経済とは何かを知る

ミニマリズム以前に経済とは何かを知る

筆子氏の次の意見はとても鋭い。

そもそも経済というものは、人間がより幸せになるために、自分たちが作ったものです。

私は、人が経済のために何かするのではなく、経済が私たちの暮らしために、機能するべきだと考えています。

日本はデフレからの脱却が最優先だけど、大量生産・大量消費のモデルからも脱却しないといけない

今日本は大きな変化をしないといけない。

でもいつの時代も大きな変化が起きるときは、新たな需要が生まれる

その需要を満たすためにお金を投資すれば、経済成長はするんだ

経済成長は必ずしも大量生産・大量消費・大量廃棄ありきではない。

  • 道路や橋、水道などのインフラ整備
  • 堤防やダムなど防災への投資
  • 医療分野
  • エコ製品のための研究開発
  • AIなど先端技術への投資
  • 原発に変わるエネルギー開発
  • 教育への投資
  • 介護、保育分野への投資

こういったものが進められた結果、生み出されたモノやサービスに人は魅力を感じ、お金を使うんじゃないだろうか。

それって大量生産・大量消費モデルとはちがうよね。

経済成長のために生きているんじゃなくて、幸せになるために経済成長がある

望まれているものがこの世に回った結果、経済成長をする。

そうなる社会を目指していきたいよな。

まとめ

  1. ミニマリズムと経済成長は両立できる
  2. ミニマリストは余計なモノを買わないだけで、サービスや体験にはお金を使う
  3. ミニマリズムが浸透しても社会全体の消費量は変わらない
  4. 大量生産・大量消費で経済成長するモデルから抜け出そう

自己破産を誤解してない??

  • 自己破産したら全財産が没収される
  • 自己破産すると周囲の人に必ずバレる
  • 自己破産すると二度と立ち直れない

これらは全て誤解だ。

正しい情報を知って、まちがいない判断をするためには

プロの弁護士や司法書士へ相談をするのがベスト。

以前裁判所に立ち寄って、直接

「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」

ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所も、弁護士に相談するのが基本だという認識だ。

まずは弁護士や司法書士に相談

これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”

と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題は早めに解決して、次の生活に集中したほうが立て直しも早くなる。

とはいえ、いきなり法律事務所に相談するのも勇気がいる。

まずはざびの体験談をカンタンにまとめたので目を通してみてほしい。

こうすりゃよかった!ざびの自己破産体験談

 

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