自己破産の知識

【体験談あり】連帯保証人とは合法的な”人質”である

連帯保証人とは

連帯保証人って知っているか?

この間、連帯保証人について両氏(@freelife_blog)がこんなツイートをしていて話題だった。 

地獄の連帯保証人ってまさにそのとおりだなと思って。

他にもこんなツイートが反響を呼んだ。

ま、ここにある一連のツイートに書いてあるとおりだ。理解できたらほぼ書き尽くしてあるからオレが言うこともない。

が、ところどころ堅苦しい言葉も出てくるので、ここではもう少しかみ砕いて説明していきたい。

連帯保証人とは、「金を借りた人間と同じ責任」

連帯保証人は借りた本人と同じ責任だ

連帯責任」とかよく言うよな。

直接ミスを犯した人だけじゃなく、そこにかかわった人間も同じように責任がある」って考え方だ。

連帯保証人もまさに金を借りたことについて「連帯責任」。借りた人間と同じ、金を返す責任があるんだ。

だから、金を貸す側が、「こいつのほうが金を返してくれそうだ」と思ったら、本人じゃなくて連帯保証人のほうへ金を請求してもいい。

それくらい重い責任なんだというのを理解してほしい。

実際にはまず借りた本人に請求がいくがな。一応お客さんなんで、いきなり連帯保証人へ心配かけるようなマネはしない。

ちなみに”連帯保証人”と”保証人”は違うからな。詳しくは下の記事で解説している。

連帯保証人のリスク

連帯保証人のリスクは借金から逃げられないこと

じゃ具体的に連帯保証人のリスクってなんだろうか。

  1. 本人が逃げたら全額払わないといけない
  2. 本人が払えなくなったら全額払う責任を負う

リスク1.逃げられたら全額返さないといけない

ざび
ざび
もはや人質みたいなもんだ。

金を借りたヤツが持ち逃げして行方不明になることは十分考えられる。赤の他人だった場合はなおさらだ。

とんずらしても気にしないヤツは気にしない。ふつうは罪悪感があるものだがな。

もうそうなるとほぼ詐欺師だ。人を騙して稼いでいるから心もないんだろう。

連帯保証人は本人に変わって残金を全額払わないといけない。

リスク2.本人が払えなくなったら全責任を負う

連帯保証人ってわかりづらい名前だが、要は「一緒に金を借ります」と宣言しているようなもん。それくらい強烈な縛りがある立場なんだ。

たとえば、借りたヤツが自己破産したら、支払い義務は法律的には連帯保証人になる。代わりに全部払えと。

請求書とかもぜーんぶ連帯保証人名義に変わるぞ。

オレも実際奨学金でダディが保証人だったから自己破産したらダディ名義になった。今でもダディ名義でひたすら返している。

いいか。大事なことを言う。

困っている親族にでさえ、連帯保証人になるかどうかは慎重になったほうがいい。

連帯保証人になる条件は”金が払えること”

連帯保証人になれる条件とは年金など収入がある人

連帯保証人になるには一定の支払い能力が必要だ。

チェックされる項目は以下のとおり。

  • 年齢→高齢だとダメな場合も
  • 年収(仕事、年金)→あまりに低いとダメ
  • 勤務先の名前

賃貸物件の場合は、このほかに「家族」であることが望ましいとされている。

もし滞納したときに金を回収しやすいようにってことだな。友達とかだとバックレる可能性があるけど、実の親子とかならそう簡単には逃げられない。

要は「こいつなら金を払えそうか」を見るわけだ。

あまりに年齢がいきすぎたじいちゃんばあちゃんだと先行きが怪しいからダメ。

収入がまったくない人もNGだ。だから勤務先の情報も仕入れておく。最悪会社の給料を差し押さえることができるから。

20~30代くらいなら親に頼むのが一番ありえるパターンだろう。

親としては考えたくもないが、子供が滞納しても払えるようにしておきたいな。

連帯保証人が必要な場面

連帯保証人が必要な時は銀行から融資を受けるときなど

代表的なのは家がらみだろう。主なものをまとめてみた。

  • 住宅ローンやマイカーローンなど高額融資を受けるとき
  • 賃貸住宅に入居するとき
  • 起業して金融機関から融資を受けるとき
  • 奨学金を受給するとき

そこそこ高額になると、貸すほうも回収できないのが怖い。当然だわな。

だから借りた本人がつぶれても、ほかのヤツが払えるような状態にしておきたいんだ。

オレも結婚して家を借りることになったとき、ダディは病気で収入ゼロだったから、義ダディに連帯保証人をお願いしたんだ。

ま、家賃の連帯保証人くらいならマシかもしれんが、積もればでかい額になるからな。

連帯保証人がいない場合は保証会社も考えよう

賃貸に入るとき連帯保証人がいなければ保証会社をあたってみよう

一番よくあるのは賃貸住宅に入居するときの審査じゃないかな。

周りに連帯保証人になってくれる人がいない場合は保証会社をあたってみよう。

保証会社・・・本人が料金を払えなくなった時に、立て替えてくれるところ

保証会社の特徴をカンタンにまとめると、

  • 連帯保証人がいなくても家を借りられる
  • (賃貸住宅の場合)敷金を抑えられることもある
  • その分保証料がかかる

気になる保証料の目安は、家賃の50%~100%

家賃10万円なら5~10万円だ。で、さらに更新ごとにも1万円ほどとられる。痛いよな。

親兄弟親せきで頼れる人がいない場合は考えてみるといい。ただし金はかかるからな。

それがイヤなら保証人不要の物件やシェアハウスを探してみるしかない。

体験談 父が連帯保証人で大損した

連帯保証人になったおかげで大損し、ショックを受けた父

ケース1.知人に頼まれて連帯保証人になる

オレのダディは2度連帯保証人になっている。

1度目は、家を建てるとき。上の挙げたリスクのうち①のケースだな。

マミーの友達の旦那が工務店で、なぜか500万円の借り入れが必要だった。

あろうことか、金に疎いダディは連帯保証人に名前を書いてしまったんだ。

家を建てるのは破格でやってもらたんだが、裏ではそういう取引があったらしい。

まんまと工務店の旦那に逃げられて500万円を丸々うちのダディが払わないといけなくなった。オーマイガー!

連帯保証人の怖さを知った瞬間だった。

ダディは当然だが、逃げた工務店の旦那を恨んだ。そしてマミーの友達である奥さんとも絶交した。

仕方なしに家を売り、しょぼいマンションに引っ越さざるを得なくなった。今もそこに住んでいる。

この一件でダディはひどくショックを受けた。

連帯保証人になる、ということは”逃げられたら終わり”を意味するんだ。

ケース2.息子の奨学金の連帯保証人になる

今度はリスク②のケース。ここでいう息子ってのはオレだ。

大学に入るときに日本学生支援機構ってところから奨学金を毎月5万円受け取る契約をした。

やはり当時両親とも稼ぎがイマイチで、金が足りなかったからな。そういう家庭も多いと思う。

そのときに連帯保証人をつけなきゃいけなくて、オレはダディの名前を書いてもらった

ちなみに保証人はマミー側の祖父だ。

約10年後、オレが自己破産して残りの奨学金は連帯保証人のダディへ請求がいくことに

まあこのへんのエピソードはこの記事にも詳しく書いてあるが、

ダディはとまどったと思うが、オレが払うからと約束して、今もその通り払っている。

このへんのことがきちんんと説明できれば連帯保証人も安心だろう。

ただ、血のつながった親子だからこそできた、ともいえる。これが赤の他人だったらどうするか、オレは払わず逃げていたかもしれない。

それくらい連帯保証人ってのは危うい立場なんだ。

よほど金が余っているなら別だがな。

まとめ

連帯保証人は本当に危険。避けたほうが身のためだ。

血のつながっていない相手からの連帯保証人のお願いは絶対断れ。

たとえ、我が子の頼みとだったとしても、カンタンに引き受けることはやめろ。一度契約内容と自分の経済状況はしっかり確認するんだ。

で、どうしても無理だなと思ったら保証会社に入るなりほかの手段を考えよう。

もしものことはしっかり考えておいてくれ。覚悟がなければあとあと何かあったときに人間関係がズタズタに壊れるぞ。

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「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所が答えたってことはつまり、公的な機関が認めた、公式の回答だ。

まずは弁護士に相談、これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題はできるだけ早く解決して、次の生活にエネルギーを向けたほうが立て直しも早くなる。

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