借金の悩み解決

奨学金の連帯保証人制度を解説【実は怖い?】

奨学金の制度と連帯保証人
ざび
ざび
奨学金の保証制度ってちゃんと知っているか?

実は保証人以外の保証の仕方があったり、連帯保証人の責任の重さだったりあいまいな人が多いと思う。

奨学金が将来返せるか不安だったり、連帯保証人にどんな影響が出るのか知りたい人向けにまとめてみた。

今回の記事では以下のことがわかる。

  1. 奨学金の保証制度の全体像
  2. 奨学金の連帯保証人と保証人の違い
  3. 奨学金を連帯保証人が払わないといけないときの対処法

実際に今、自己破産後も奨学金を返しているオレの経験から伝えたいコツも書いた。

奨学生本人と連帯保証人の両方に読んでほしい。

関連記事:自己破産したら奨学金はどうすればいいのか徹底解説【経験談】

奨学金の保証制度と連帯保証人

奨学金の保証制度を信頼すれば受けてもいい

まずは全体像から。

奨学金の保証制度って2種類から選べるんだぞ。

保証といったら保証人しかないと思ってただろ?

ざび
ざび
オレもそう思ってた。

1.人的保証

保証人を立てて、いざとなったときに支払ってもらう約束をする契約だ。

だいたいの人がこれを選んでいると思う。

じゃあ保証人は何人必要なのか。

日本学生支援機構の場合は、

  1. 連帯保証人
  2. 保証人

の2人が必要だ。

親族でなんとか2人を探さないといけないんだ。

一番オーソドックスなのは、

  • 連帯保証人は親
  • 保証人は祖父母

のパターンだな。

親族が厳しいなら知り合いでもいいかもしれないがよほど深い関係でないと難しいだろう。

数百万円のお金が絡むんだからな。

2.機関保証

機関保証は、人ではなく保証機関が保証してくれる制度

仕組みをまとめると、

  • 連帯保証人や保証人がいらない

保証機関は、「公共財団法人 日本国際教育支援協会」というところだ。

貸与金額別保証金額の一覧

代表的な保証料は以下のとおりだ(第二種奨学金)。

貸与月額(借りる奨学金)保証料月額保証料総額
30,000円1,121円53,808円
50,000円2,117円10,1616円
80,000円4,320円207,360円
100,000円5,400円259,200円

表を見てわかるように、手数料が毎月1000円~5000円超かかる。

大きな負担になるからほとんどの人は選ばない。

なんらかの理由で保証人を見つけられない場合に利用するといった感じだ。

ざび
ざび
たとえば、保証人が自己破産をしているとかな。

奨学金の連帯保証人(保証人)になる条件

奨学金の連帯保証人と保証人になる条件とは

日本学生支援機構の連帯保証人の条件

  1. 奨学生本人が未成年者の場合は、親権者であること。
  2. 奨学生本人が成年者の場合は、その父母。父母がいない等の場合は、奨学生本人の兄弟姉妹・おじ・おば等の4親等以内の親族であること。
  3. 未成年者および学生でないこと。
  4. 奨学生本人の配偶者(婚約者を含む)でないこと。
  5. 債務整理中(破産等)でないこと。
  6. 貸与終了時(貸与終了月の末日時点)に奨学生本人が満45歳を超える場合、その時点で60歳未満であること。

保証人の場合は、上の条件に加えて、

  • 奨学金の申込日時点で65歳未満であること。
  • 父母以外

であれば認められる。

無職でも保証人にはなれる

ただ、65歳以上の人でも、無職でも、収入があると認められれば保証人になれる。

具体的に言えば、年金などの収入が年間320万円以上あればいい。

ちなみにざびの場合は、

  • 連帯保証人…父親
  • 保証人…母方の祖父

でなんとかしてもらったぞ。

祖父は当時70歳を超えていたがしっかり年金をもらっていたから認められたと思う。

連帯保証人(保証人)になるときの必要書類

奨学金の連帯保証人(保証人)になるときは

  1. 印鑑証明書
  2. 収入に関する証明書

の2つが必要だ。

収入に関する証明書とは

  • 源泉徴収票
  • 課税証明書

のどちらかがあればいい。

源泉徴収票は会社や税理士から毎年もらうよな。

なければ会社の担当者に聞いて発行してもらってほしい。

課税証明書は役所でもらう証明書。所得証明書とも言われる。

ちなみに印鑑証明書も課税証明書もマイナンバーカードがあればコンビニからも受け取れるぞ

料金は150円かかる。

奨学金の連帯保証人は変更できない?

奨学金の連帯保証人は変更できない?

原則変更できない

奨学金の連帯保証人や保証人は途中で変更できる。

が、現実問題、代わりの保証人を探すことは不可能に近い。

なぜなら代わりに借金の責任を負えと言っているようなものだからだ。

うん、いいよと言ってくれる人はなかなかいない。

親族の間でさえ難しいと思う。

もしかわいそうにと同情してくれる優しい人が見つかったとして、保証人をその人に押し付けることになる。

そんなことできるか?

優しい人にならなおさらそんな目に合わせたくないだろう。

仮に相手から申し出があったにせよ、「お気持ちだけで十分です」と断るのがふつうの感覚だ。

逆に言えば、一度奨学金の保証人になってしまったら辞めたいと思っても辞められないからな。

くれぐれも注意してほしい。

連帯保証人が死亡したときは変更する

連帯保証人が亡くなったら変更せざるを得ない。

すぐに日本学生支援機構に連絡して連帯保証人の変更手続きをしよう。

手順は、

  1. ホームページhttps://www.jasso.go.jp/sp/shogakukin/henkan/todokede/remponin.htmlから変更届をダウンロード、記入・捺印する
  2. 新しい保証人の印鑑証明書を用意する

連帯保証人の変更の場合は新しい連帯保証人の収入に関する証明書を用意しないといけない。

ざび
ざび
収入に関する証明書は申し込むときの手順と同じものでいい。

本人が奨学金を払えないと連帯保証人が払う

奨学生本人が払えないなら連帯保証人が払う

原則、連帯保証人が払うルール

もし、借りた本人がなんらかの理由で支払えなかったとする。

だいたい滞納して2週間後くらいに本人に通知がいくが、連帯保証人にはいかない。

滞納が2か月以上続くと、いよいよ連帯保証人にも催促の通知がいく。

ただ、一括請求ではなく、分割して支払うことも可能だ

関連記事:自己破産したら奨学金はどうすればいいのか徹底解説【経験談】

連帯保証人が払えないなら保証人が払う

もし連帯保証人も払えなかったらどうするのか。

今度は保証人に連絡がいく。

「本人も連帯保証人も払えないなんて、そうそうないだろ」と思っているとキケンだぞ。

近年奨学金で自己破産して、連帯保証人も払えず、連鎖破産するケースが問題になっている。

もし甥っ子や姪っ子、孫などに頼まれた場合、覚悟はしておこう。

ざび
ざび
軽い気持ちでサインしないようにな。

ここまでの流れを整理すると、

  1. 本人が払えないと連帯保証人と保証人に請求がいく
  2. 連帯保証人は借りた本人と同じ責任がある
  3. 保証人は連帯保証人よりは責任が軽い
  4. だが本人も連帯保証人も払えないなら保証人が払わないといけない
 

支払いは銀行振込が基本だ。専用の振込用紙が一度に5~10枚くらい送られてくる。

でも、これ、毎月払っていたら当然そのうちなくなる。

じゃあどうするか。連帯保証人から奨学金の窓口に電話して「振込用紙、追加でください」と言うしかない。ほんとめんどくさいシステムだ。

まとめ

奨学金の保証制度はだいたいつかめたか?

連帯保証人はとても大変だ。

借りた本人と一心同体、いつかは払うかもしれないと心に留めてほしい。

でも自己破産して、もう一度本人が無理なく払うことも可能だ。

まだ奨学金を受けていない人は、そこまで借金して大学や専門学校に通いたいのか、通わせたいのか、というところは一度振り返るといいだろう。

今はスキルアップの機会は金を出さなくてもゴロゴロ転がっているから。

まだ借金で消耗してるの?

  • 今月も給料入ったら返済しなきゃ…
  • 返しても返しても元本が減らない
  • 延滞してて催促されるのがストレス
  • 借金を家族に隠しているのに疲れた

これらの悩みはすべて解決できる

すでに借金をしている人はムリにお金を作るより、いっそ借金を減らす方法を考えたほうがいい

借金を返すために借金をするなんてバカバカしいことはもうやめよう。

ざびも実際に使った方法で、借金が劇的に減ることで安心でき、ふつうの生活を取り戻すことができた

まずは借金がどれだけ減るのかシミュレーションできるので、一度やってみてほしい。

ざび
ざび
最初はみんなシミュレーションからやってるぞ。

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