自己破産

【体験レポート】東京地方裁判所立川支部に突撃してみた

東京地方裁判所立川支部
ざび
ざび
ども、ざび(@dr_zawinul )だ。

27歳のときに借金938万円抱えて、自己破産をした。

自己破産をするには裁判所で手続きをする必要がある。

弁護士に頼んだ場合は弁護士が勝手にやってくれるが、一部地域では本人が裁判所に行かないといけない。

そこで今回は約1年ぶりの突撃レポートだ。

前回の記事はこちら。

【画像あり】CICに行って自己破産の記録が消えたか確かめてきた

さて今回お邪魔したのは東京地方裁判所立川支部

前々から行ってみたいと思ったのだが、ちょっと遠くて、なかなか重い腰が上がらず。

今回は仕事でたまたま裁判所の近くに行ったので、ついでに行っちゃえと勢いでレポートしてみる。

ちなみに外観は敷地外から撮影可能なんだけど、敷地内はいっさい撮影不可の厳戒態勢だったのでご容赦を。

動画版はこちら。

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裁判所と自己破産の関係をおさらい

そもそも地方裁判所って?

地方裁判所:訴訟の第一審が行われる裁判所。そのほかに破産の手続きも行う。

東京を担当する東京地方裁判所は2箇所で、ざっくり言えば

  • 霞が関が本部、東京23区を管轄
  • 立川が支部、東京23区以外を管轄

東京地方裁判所(霞が関)

東京地方裁判所で自己破産をするときの注意点

冒頭でも触れたが、東京地方裁判所の管轄内で自己破産する場合は、必ず一度は裁判所に行かないといけない

免責審尋をするためだ。

免責審尋:借金をチャラにするのにふさわしいかチェックするため、裁判官と面談する。裁判所の法廷で行われる。

かんちがいしがちだが、自己破産の手続きでは「異議あり!」みたいな、いわゆる「裁判」は行われない

まれに債権者と揉めて、あとあと訴訟沙汰になることもあるが、かなり例外的だ。

東京地方裁判所本庁(霞が関)の場合は20人ほどまとめて呼び出されて行われる。

順番に名前を呼ばれて、氏名、住所などについてまちがいないか確認されるだけで、自分個人のターンは一瞬で終わる。

東京地方裁判所立川支部の場合は、霞が関とちがって一人ずつだ。

それでもお決まりな確認事項だけで、数分で終わる。

ふつうに受け答えしていれば、特別悪い印象を与えることはないだろう

東京地方裁判所立川支部の場合は、破産の受付窓口と同じ4階のどこかの法廷で行われる。

イメージ↓

裁判所のラウンドテーブル法廷裁判所ナビより

ほかの裁判所ではもっと簡素な部屋らしいけど。

ざび
ざび
東京地方裁判所立川支部はね、とにかく新しくてきれいな建物だったよ。

まずは無料で法律事務所に相談してみよう

東京地方裁判所立川支部とは

東京地方裁判所立川支部のアクセス

〒190-0014 東京都立川市緑町10-4

多摩都市モノレール「高松駅」徒歩5分

立川バス「裁判所前」徒歩1分,JR立川駅(北口)徒歩25分

電話:[支部]庶務第一課(直通):042-845-0365

実際に行ったルートを徹底解説

今回ざびは立川駅から多摩モノレールで高松駅までというルートで行った。

立川駅から多摩モノレールへ

まず立川駅の北口へ出て、多摩モノレールへ。

多摩モノレール立川北駅

200メートルほど歩くと多摩モノレールの駅が見えてくる。

これが立川北駅だ。立川駅ではない。

そこから上北台行きへ乗り込む。

高松駅へは1駅だ。

電車で所要時間3分。距離にして1.2km。

料金はICで102円、切符110円だ。

だから立川駅からひたすら歩いても行けなくはない。

けど、裁判所が駅から分かりやすい位置にあるので、モノレールで行くのがまちがいない。

高松駅へ到着したらあとは歩ればすぐだ。

高松駅出口

改札を出たら「泉町方面」のほうへ。

高松駅から東京地方裁判所立川支部を眺める

駅の階段から撮影。真ん中のでかい建物が裁判所だ。

映っているのは横面で、正面はもっと細長い。

高松駅から裁判所まで徒歩

駅を出たら右側に道があるのでひたすら真っ直ぐ歩いていく。

だいたい3分くらいだ。

裁判所の前のバス停進行方向とは逆から撮影
裁判所前のバス停の時刻表

裁判所の前にはバス停があった。

その名もズバリ「裁判所前」。

なんだ、立川駅からバスも出てたのか

調べると、1時間に3~4本出ているみたい。

バスの時刻表

まあ電車のほうが時間が読みやすいからね。

東京地方裁判所立川支部

というわけで東京地方裁判所立川支部に到着。

東京地方裁判所立川支部に行ってみての感想

厳しいセキュリティチェック

今回一番驚いたのが厳重なセキュリティ体制だ。

正面入口から入ろうとすると何やら中から睨みつけられているように感じた。

自動ドアが開くと、なんと警備員が男女4人も待ち構えているではないか!

ふと見ると、空港でよく見る手荷物検査の、貴金属チェックのゲートもあった。

ひええ、えらいところに来たなと。

そのうち先頭のおじいちゃん警備員が

「こちらでカバンの中身をチェックします。金属もカゴに置いてください」

あ、はい、と戸惑いながらカバンを置き、中から財布を取りだして、携帯も置いた。

と、ポケットをまさぐると、仕事で使った工具が2つあるではないか。

あちゃー。まあいいか。

ポケットからカッターとモンキー(スパナ)を取り出した瞬間だった。

「カッター!!」

警備員の一人が報告するように叫ぶ。

辺りは騒然となった。

いやいや、別にオレはそんなつもりはない。誤解だ!

するとさっきのおじいちゃん警備員が落ち着いたトーンで

「この工具は持ち込めませんので、あそこのロッカーに入れて、帰りに忘れずに持って帰ってください」と。

慌てながらも右の奥のほうを見ると、ロッカーがあった。

ダイヤル式で、自分で4桁の暗証番号を作ってロックする方式だ。

ダイヤル錠ロッカーの使用イメージ

↑こんなやつ。

とりあえず工具を入れ、暗証番号を作ってロックしたら

「ガチャガチャってずらしてください」

とおじいちゃん。

???と思っていると、暗証番号がバレないように数字を崩してくれっていう意味だとわかった。

そうだよね、暗証番号作っても数字の並びをそのままにしたらバレちゃうもんね。

ということで、工具を預け、ゲートを通過して無事中へと進めたのであった。

ざび
ざび
やれやれ。かなりここで消耗したぜ。

リーフレット

セキュリティチェックをくぐり抜けたら、すぐリーフレットがいくつか置いてあった。

参考までにもらってきたぞ。

裁判所リーフレット 裁判所ナビ 裁判所リーフレット。自己破産

気になる自己破産のリーフレット。

中身はこんな感じ。

裁判所リーフレット。自己破産の中身

少し解説すと、

  • 同時廃止は財産がない場合。費用安め。
  • 管財事件は財産がある場合。費用高め。
裁判所リーフレット。自己破産裏面

裏面。カンタンなQ&Aが載っている。

ほかにも特別調停や個人再生のリーフレットもあった。

裁判所リーフレット。特別調停

こういうリーフレットを見ると、どこにでもあるような、ふつうの役所って印象を受ける。

裁判所で自己破産を相談してみた

窓口は誰でも入れるが緊張する

裁判所の中を進むと中央にエレベーターがある。

破産関係の受付は4階だ

エレベータから降りてわりと近いから迷うことはないだろう。

「42」と書いてあるところだ。

部屋は透明の引き扉になっていて、人がたくさんいるのがわかる。

扉をわざわざ開けるのはなんか気まずい。

どうしよう、本当に行くのかオレは?

緊張するなあ。

いざ、参る!

開けるとぶち抜きのオフィスよろしく広々とした空間。

ざっくり30人以上はいるだろうか。みんなデスクに座って作業している。

部屋に入ってすぐのところに受付台があり、2,3歩前へ進む。

すると一番近い場所で作業していた男性が立ち上がり、

職員
職員
はい

と言いながら用件を伺ってきた。

私は恐る恐るたずねた。

ざび
ざび
自己破産をしたいと思っていて、相談したいんですけど

自力で自己破産はムリ?

職員
職員
そうですか。

職員は私が1階で手に入れた自己破産関係のリーフレットを目にして、

職員
職員
ああ、もう資料はお持ちですね。弁護士さんには相談されましたか?
ざび
ざび
いえ、まだです。仕事で近くに寄ったものですから、どんなものか情報収集だけでもしたいと思いまして。
職員
職員
なるほど。ご自分ですることもできますが、用意する書類が多くて、ご自分だと難しいので、まずはお住まいの自治体にある法律相談センターにご連絡してもらったほうがいいです。

予想通りの答えだった。

ざびは以前にも別の裁判所に電話して、自己破産をしたいがどうすればいいのかと聞いたことがあった。

そのときも「まずは弁護士に話してからにしてください」と言われたのだ。

法律相談センターは弁護士会が運営する法律相談所で、公的な機関が運営しているものの、弁護士とのマッチングをする場所だと言っていい。

やろうと思えば自力で自己破産できるんだけどね

オレはもっと押し切って「自分でやるから書類くれ」と言いたかったが、正直雰囲気に飲まれてしまって頭が回らず、その場を退散した。

だが直接裁判所で職員とやり取りできたのはいい経験だった。

こういうふうに相談しに来る人もいるんだろうなと。

一つアドバイスすると、聞きたいことはあらかじめメモして持っておくといい

ただでさえアウェイ感満載なので、緊張して忘れてしまうのだ。

裁判所と弁護士は”切っても切れない関係”

やはり裁判所と弁護士はズブズブな関係だというのが改めてわかった。

裁判所が仕事を紹介しているようなもの。

まあ当たり前といえば当たり前なんだけど。

自己破産したら管財人がつく。

管財人:自己破産した人の財産を管理する人。財産を売却してお金に換えたり、関係者に連絡をとったりかなり複雑でめんどうな仕事をする。

その管財人は裁判所から任命された弁護士しかなれないから、弁護士の力がどうしても必要なのはわかる。

思えばここに来る途中に、裁判所と同じくらい新しめな法律事務所が構えてあった。

司法というのもしょせんはビジネスなのだ

でもそれでいい。ボランティアじゃないんだから。

弁護士も評判が大事だから、きちっと責任をもってやってくれる。

まずは無料で法律事務所に相談してみよう

東京地方裁判所立川支部 まとめ

  1. 建物は新しく大きい。中もきれい。
  2. ただし入り口でのセキュリティチェックが厳しいので戸惑ってしまう
  3. 破産窓口ではみんなデスクに座っている空間なので、その場で相談するのはちょっと勇気がいる
  4. 自分の力だけで直接自己破産をしようとすると、「まずは法律相談センターに相談を」と促される。つまり弁護士を通してからにしろと
  5. 東京地方裁判所の管轄内で自己破産をする場合、一度は裁判所に行かないといけない。手続きをするのなら事前に裁判所の雰囲気だけでも知っておこう

自己破産を誤解してない??

  • 自己破産したら全財産が没収される
  • 自己破産すると周囲の人に必ずバレる
  • 自己破産すると二度と立ち直れない

これらは全て誤解だ。

正しい情報を知って、まちがいない判断をするためには

プロの弁護士や司法書士へ相談をするのがベスト。

以前裁判所に立ち寄って、直接

「自己破産したいんですけどどうしたらいいですか」

ときいたら、

「まずは弁護士に相談してください」

と即言われたぞ。

裁判所も、弁護士に相談するのが基本だという認識だ。

まずは弁護士や司法書士に相談

これがみんな通る道と思っていい。

“どうしよう、こんなケースは大丈夫かな”

と推測ばかりしていて、一人で悩む時間は正直もったいない。

その間も返済の催促はくるし、利息も溜まっていく。

借金問題は早めに解決して、次の生活に集中したほうが立て直しも早くなる。

とはいえ、いきなり法律事務所に相談するのも勇気がいる。

まずはざびの体験談をカンタンにまとめたので目を通してみてほしい。

こうすりゃよかった!ざびの自己破産体験談

 

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